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NY市場サマリー(1日)ドル指数3週間ぶり高値、米株大幅高

[1日 ロイター] -

<為替> 米国の経済成長と物価上昇に対する期待からドル指数が3週間ぶりの水準に上昇した。

バイデン政権が大規模な追加景気対策の策定を進める中、景気回復とインフレ高進に対する期待が膨らみ、ドル相場はこのところ米国債利回りの上昇に歩調を合わせ上昇している。

終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.28%上昇の91.024。一時は91.139と、2月8日以来の高水準を付けた。

ユーロは対ドルで0.21%安の1.2045ドル。ユーロ圏経済が見通しに追いついていないことが重しになっている。

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁はこの日、景気後退(リセッション)に苦しむ企業と家計を支援するために、ECBは尚早な借り入れコストの上昇を防止すると述べた。

豪ドルは、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が国債買い入れを40億豪ドルに増額したことで上昇。市場では国債利回りの上昇が続けば、他の中銀も国債買い入れを増加させる可能性があるとの見方が出ている。

円は対ドルで106.88円と、昨年8月28日以来の安値を付けた。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは7.55%高の4万8699ドル。2月21日に5万8354.14ドルと、過去最高値を付けている。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 連邦準備理事会(FRB)当局者からインフレ懸念の緩和に向けた発言が相次いでいることを背景に、2営業日連続で10年債利回りが低下した。ただ米経済指標が堅調だったことで、低下ペースは鈍化した。

この日はリッチモンド地区連銀のバーキン総裁がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、米経済の「地平線に光」が見えるとしながらも、インフレは問題化する水準まで上昇しないとの見方を示した。

先週は景気回復期待が膨らんだことなどで、10年債利回りが1.614%と、約1年ぶりの水準に上昇。その後はやや低下したものの、年初からはまだ50bp程度高い水準にある。

この日発表の米経済指標では、供給管理協会(ISM)の2月の製造業景気指数が60.8と、2018年2月以来、3年ぶりの高水準を付けた。価格指数が86.0と、08年7月以来の高水準となったことについて、ウェルズ・ファーゴのシニアエコノミストのサラ・ハウス氏とティム・キンラン氏は「インフレ圧力の高まりが改めて示された」としている。

10年債利回りは1.4513%と、先週2月26日の1.456%から低下。30年債利回りは2.2205%と、2.182%から上昇した。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 大幅高で終了。債券市場の売りが落ち着いたほか、新型コロナウイルスワクチンや追加経済対策に関連した動きを受けて早期の景気回復への期待が高まった。S&P総合500種は昨年6月以来の大幅な上昇となった。

米食品医薬品局(FDA)は2月27日にジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナワクチンの緊急使用を許可した。同社は出荷を開始し、株価は0.5%高で引けた。

米下院は1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス対策法案を27日未明に可決した。今後、上院で審議が行われる。

S&P500の主要11セクターは軒並み上昇。金融や情報技術が主導した。

前週に売り込まれていたアップル、マイクロソフト、フェイスブック、アマゾン・ドット・コムはいずれも持ち直し、アップルは5%超上昇した。

小型株中心のラッセル2000も3.37%高となり、年初来の上昇率は15%を超えた。S&P500は年初来およそ4%上昇している。

バークシャー・ハザウェイは3.6%高。同社を率いる著名投資家のウォーレン・バフェット氏は年に一度の「株主への手紙」で、コロナ禍が続く中でも米国やバークシャーに対する強い期待は揺らいでいない、との自信を示した。

ボーイングは5.8%高。ユナイテッド航空ホールディングスが737MAX型機を25機発注したことなどを好感した。

ヘルスケア用品のペリゴも4.7%上昇。後発医薬品事業を15億5000万ドルで売却すると発表した。

引け後の取引では、四半期決算を発表したズーム・ビデオ・コミュニケーションズが10%急伸した。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> 米長期金利の上昇一服などを受けた買いが先行したものの、株高などを眺めたリスク選好の動きを背景に売りに押され、5営業日続落した。4月物の清算値(終値に相当)は前週末比5.80ドル(0.34%)安の1オンス=1723.00ドルと、中心限月ベースで昨年6月以来約9カ月ぶりの安値水準となった。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 買い戻しが先行したものの、中国の製造業景況感の悪化などを嫌気した売りが次第に優勢となり、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月4月物の清算値(終値に相当)は、前週末比0.86ドル(1.40%)安の1バレル=60.64ドル。5月物は0.81ドル安の60.42ドル。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」が4日に開く会合で、現行の協調減産合意を見直し、最大日量150万バレルの減産緩和に動く可能性があるとの分析に着目した売りが台頭。また、対ユーロでのドル上昇もドル建てで取引される原油先物の割高感を促し、昼ごろからは一段と下げ足を速めて一時60ドルの大台を割り込む場面があった。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

*内容を追加しました

ドル/円 NY終値 106.75/106.77

始値 106.71

高値 106.88

安値 106.53

ユーロ/ドル NY終値 1.2047/1.2051

始値 1.2041

高値 1.2064

安値 1.2028

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 92*29.50 2.1988%

前営業日終値 93*08.50 2.1820%

10年債(指標銘柄) 17時05分 97*07.00 1.4255%

前営業日終値 96*30.00 1.4560%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*01.00 0.6977%

前営業日終値 98*20.75 0.7760%

2年債(指標銘柄) 17時03分 100*00.25 0.1211%

前営業日終値 99*30.75 0.1450%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 31535.51 +603.14 +1.95

前営業日終値 30932.37

ナスダック総合 13588.83 +396.48 +3.01

前営業日終値 13192.35

S&P総合500種 3901.82 +90.67 +2.38

前営業日終値 3811.15

COMEX金 4月限 1723.0 ‐5.8

前営業日終値 1728.8

COMEX銀 5月限 2667.8 +23.8

前営業日終値 2644.0

北海ブレント 5月限 63.69 ‐0.73

前営業日終値 64.42

米WTI先物 4月限 60.64 ‐0.86

前営業日終値 61.50

CRB商品指数 189.3713 ‐1.0623

前営業日終値 190.4336

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