for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

NY市場サマリー(2日)ドル下落、米株反落

[2日 ロイター] -

<為替> リスク選好度が改善する中、ドルが下落したほかオーストラリアドルなどのリスク通貨が上昇した。

先週の米国債利回り急上昇を受け、米株のボラティリティーは高まったが、ドルには追い風となっていた。米債利回りは今週に入って落ち着いている。

ドル指数は一時3週間ぶり高値となる91.396に上昇後、0.31%安の90.731に戻した。

ユーロは0.36%高の1.2092ドル。

オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は2日、市場の予想通り、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の0.10%に据え置くことを決定。豪ドルは終盤の取引で0.77%高の0.7831米ドル。先週に付けた3年ぶり高値の0.8007米ドルは下回っている。

コメルツバンクのテクニカルアナリスト、カレン・ジョーンズ氏はリポートで、豪ドルなどのリスク通貨が直近高値から反転しているようだとし、短期的には米ドルにとってプラスになる可能性が高いと指摘。「米ドルの弱気トレンドはおそらく終わった」との見方を示した。

一方、スイスフランや円などの安全資産とされる通貨は序盤の下落から反転し、終盤は小幅高。スイスフランは一時1ドル=0.9193フランと昨年11月以来の安値、円は106.95円と昨年8月以来の安値を付けた。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは、バイデン米大統領が米証券取引委員会(SEC)委員長に指名したゲーリー・ゲンスラー氏が投資家保護に関する懸念を示したことを受け、この日の安値に下落。終盤は約4%安の4万7609ドルとなった。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 指標となる10年債利回りが3営業日連続で低下した。米連邦準備理事会(FRB)当局者2人が発言したものの、利回りは押し上げられなかった。市場では週内に発表される主要指標に注目が集まっている。

ブレイナードFRB理事は、米経済見通しが著しく改善したものの、FRBは「忍耐強く」対応し、政策変更の検討を始める前に雇用や物価目標が達成に向けた軌道に乗ることを確実にする必要があるとの見解を示した。また、債券市場の動きを緊密に見守っているとし、このところの利回り上昇が継続し、経済活動を阻害し始めれば懸念すると語った。

サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、インフレがなお過度に低水準にあり、失業が高止まりする中、金融政策は「当面」は緩和的であり続ける必要があるとの認識を示し、FRBの緩和策で望まざるインフレ高進が発生するとの懸念を一蹴した。

今週は3─5日に連日、雇用関連指標の発表を控えており、5日には2月の雇用統計が発表される。サービス部門や製造業関連の指標も発表される。

経済指標が予想を上回る内容となればインフレ懸念が高まり、10年債利回りは1.50%の水準を再び試す可能性がある。

終盤の取引で、10年債利回りは3.6ベーシスポイント(bp)低下の1.410%。利回りは前週に付けた1.614%から約20bp低下している。

30年債利回りも1.2bp低下の2.209%。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 反落して取引を終えた。アップルやテスラの下げが重しとなった。一方、追加経済対策成立への期待から、素材株には買いが入った。

新型コロナウイルス流行下でアウトパフォームした銘柄から景気回復局面で業績改善が見込まれる銘柄への循環物色が再び広がり、前日の取引で大きく上昇していたハイテク株が下落。素材株は上昇した。

S&P総合500種は1日、国内3例目の新型コロナワクチン承認や追加経済対策の下院通過を好感して昨年6月以来の大幅上昇となった。上院は週内に審議を開始する見通しで、民主党は財政調整措置(リコンシリエーション)と呼ばれる手続きを活用して単純過半数での法案可決を目指す。

2日にはアップルが約2%、テスラが4%超、それぞれ下落し、S&P情報技術指数は1.6%安。アマゾン・ドット・コムも1.6%下落し、一般消費財指数は1.3%安となった。

小型株中心のラッセル2000は1.9%安で、年初来の上昇率は約13%に低下した。S&P500は年初来およそ3%上昇している。

空売り比率の高い住宅ローン会社ロケット・カンパニーズは71%急伸。オンライン掲示板レディットの人気フォーラム「ウォールストリートベッツ」で関心を集め、3日続伸している。

百貨店コールズは0.6%高。年末商戦を含む第4・四半期の決算が市場予想を上回った。

調査会社ニールセンは7.6%高。動画広告事業を動画配信機器のロク(Roku)に売却した。ロクは7.3%安。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> 安値拾いの買いが入り、6営業日ぶりに反発。4月物の清算値(終値に相当)は前日比10.60ドル(0.62%)高の1オンス=1733.60ドル。前日の金塊相場の清算値が中心限月ベースで9カ月ぶりの安値水準となったことで、売られ過ぎとの見方から安値拾いの買いが入った。米長期金利の一服を眺め、金利を生まない資産である金への売り圧力が後退した面もあった。対ユーロでのドル安もドル建てで取引される金塊などの商品の割安感につながり、金相場を支えた。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 有力産油国による減産規模縮小を巡る思惑や中国の需要先行き懸念などを背景に売りが優勢となり、3営業日続落した。米国産標準油種WTIの中心限月4月物の清算値(終値に相当)は、前日比0.89ドル(1.47%)安の1バレル=59.75ドル。5月物は0.85ドル安の59.57ドル。

市場の目先の注目材料は、米官民が2日夕、3日午前に発表する週間在庫統計。市場予想(ロイター調査)によると、2月26日までの1週間の原油在庫は前週比90万バレル減、ガソリン在庫が230万バレル減、ディスティレート(留出油)在庫が300万バレル減と、いずれも取り崩しが見込まれている。

*債券と株のリポートを追加しました

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 106.67/106.70

始値 106.90

高値 106.94

安値 106.68

ユーロ/ドル NY終値 1.2089/1.2093

始値 1.2029

高値 1.2094

安値 1.2021

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 92*29.50 2.1988%

前営業日終値 92*15.00 2.2210%

10年債(指標銘柄) 17時05分 97*15.00 1.3982%

前営業日終値 97*01.00 1.4460%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*06.50 0.6626%

前営業日終値 98*31.00 0.7110%

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*00.13 0.1230%

前営業日終値 100*00.13 0.1230%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 31391.52 -143.99 -0.46

前営業日終値 31535.51

ナスダック総合 13358.79 -230.04 -1.69

前営業日終値 13588.83

S&P総合500種 3870.29 -31.53 -0.81

前営業日終値 3901.82

COMEX金 4月限 1733.6 +10.6

前営業日終値 1723.0

COMEX銀 5月限 2687.9 +20.1

前営業日終値 2667.8

北海ブレント 5月限 62.70 ‐0.99

前営業日終値 63.69

米WTI先物 4月限 59.75 ‐0.89

前営業日終値 60.64

CRB商品指数 189.9809 +0.6096

前営業日終値 189.3713

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up