November 1, 2018 / 9:39 PM / 14 days ago

NY市場サマリー(1日)

    [1日 ロイター] -    
    <為替> 終盤の外為市場では、英ポンドが1年半ぶりの大幅高を記録。英国の欧州
連合(EU)離脱交渉で、金融サービスを巡る暫定合意がほぼまとまったとの報道や、E
U離脱が円滑なら利上げペースを加速させる可能性をイングランド銀行(英中央銀行)が
示唆したことなどが材料となった。
    英ポンドは1.97%上昇し、昨年4月18日以来の大幅高となった。
    北アイルランド国境問題でEU側が譲歩案を検討していると英紙フィナンシャル・タ
イムズ(FT)が伝えたことを受け、英ポンドは上げ幅を拡大した。
    英中銀のカーニー総裁は記者会見で、条件などで合意できないまま英国がEUを離脱
するとの想定は中銀の中心的なシナリオではないとした。市場では、この発言がポンド相
場に一時的な安心感を与えたとの指摘が聞かれた。    
    ドルは軒並み軟調に推移した。主要6通貨バスケットに対するドル指数は0.
88%下落して96.27と、1週間強ぶりの安値を記録した。
    ユーロは0.87%上昇した。
    10月のドル指数は2%上昇し、5月以来の大幅高となった。
    OANDAの市場分析部門幹部は、2日の10月米雇用統計公表を控える中、一部に
利益確定のドル売りが出やすかったとの見方を示す。        
    中国が財政刺激策を強化するとの期待感や、堅調な豪貿易統計を受け、豪ドル
が1.88%上昇した。
    ニュージーランドドルは2.15%高、前月は1.5%値下がりしていた。カ
ナダドルは米ドルに対し底堅く推移した。
    中国人民元は1ドル=6.9496元と、オンショア取引終値では約1週
間ぶり高値で引けた。    

    
    NY外為市場:
    
    <債券> 国債利回りが低下。朝方発表された製造業関連指標や労働生産性などが総
じて精彩を欠く内容となったことに反応した。また、市場の関心は2日発表の米雇用統計
に向けられている。
    US銀の債券リサーチ主任ビル・マーズ氏は「米指標はそこそこの内容だが、米経済
に失速の兆候が見られるというわれわれの見方と一致した」と述べた。
     ただ、新規失業保険週間申請件数が減少すると同時に、失業保険受給者総数が45
年超ぶりの低水準に改善し、労働市場が一段と引き締まっていることを示唆したことで、
利回りは幾分下げ渋った。
    終盤までに、米債利回りは総じて約2ベーシスポイント(bp)低下。指標10年債
利回りは1.9bp低下の3.138%。
        
    米金融・債券市場:
    
    <株式> 3日続伸。トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と貿易や北朝鮮問題
を巡り「非常に良好な」対話を持ったと述べたことで、米中が通商問題を解決できるとの
期待が高まった。
    企業決算が概ね良好だったことも支援材料となった。
    貿易に敏感なボーイングやキャタピラーに買いが入り、S&P工業指
数は1.7%上昇した。
    スレートストーン・ウェルスの最高投資責任者兼シニアポートフォリオマネジャー、
ロバート・パブリク氏は「中国との通商合意に実現の見込みがあるかもしれない」とし、
今週の株価上昇を受けて、買いの好機を逃すのではとの不安も若干出てきていると指摘し
た。
    S&P素材指数は3%高。好決算や30億ドルの自社株買い計画を発表したダウ・デ
ュポンがけん引した。
    上昇して通常取引を終了したアップルは引け後の決算発表を受け、時間外取
引で不安定な値動きのなか約4%下落している。
    
    米国株式市場:
    
    <金先物> 対ユーロでのドル下落を背景に旺盛な買いが入り、4営業日ぶりに反発
。12月物の清算値は、前日比23.60ドル(1.94%)高の1オンス=1238.
60ドル。中心限月としては7月中旬以来3カ月半ぶりの高値水準を回復した。
    リスク回避ムードの後退を受け、安全資産とされる金塊は前日まで3日続落。12月
物は前日、中心限月ベースでは3週間ぶりの安値に沈んでいた。
    しかし、この日は外国為替市場でドルがユーロに対して大きく下落。これを受けてド
ル建てで取引される金塊の割高感が薄れ、ショートカバーや安値拾いの動きが広がった。
金塊は前日夜からドルの軟化に伴ってじりじりと上昇。米サプライ管理協会(ISM)が
この日午前に発表した10月の製造業景況指数が57.7と、前月(59.8)および市
場予想(59.0=ロイター通信調べ)を下回ったことも、金塊買いを後押し。ほぼ1本
調子で上値を伸ばした後、清算値確定前には1239.30ドルの高値を付けた。
        
    NY貴金属:
    
    <米原油先物> 世界的な供給過剰懸念が広がる中、4日続落。米国産標準油種WT
I12月物の清算値は前日比1.62ドル(2.48%)安の1バレル=63.69ドル
と、中心限月ベースで4月9日以来約7カ月ぶりの安値となった。1月物は1.63ドル
安の63.81ドルだった。
    ロイター通信が関係筋の話として報じたところによると、10月のロシアの産油量は
日量1141万バレルと、9月から増加し、1991年のソ連崩壊後最高の水準となった
。また同通信社の調査で、米国による制裁を受けるイランの減産分を補うために増産に動
いた石油輸出国機構(OPEC)の10月の産油量が2016年以来の高水準に達したこ
とが明らかになった。これらの報道を受けて、世界的な需給緩和懸念が広がり、前日夕か
ら弱含みに推移していた相場はこの日昼前から下げ足を速めた。
    また、中国の製造業関連指標がさえない内容だったことから、経済大国である同国の
エネルギー需要が減退するのではないとの懸念が広がったことも、相場の圧迫材料となっ
た。
        
    NYMEXエネルギー:
    
        ドル/円 NY終値      112.70/112.73                                              
                      始値             112.97                                              
                      高値             112.99                                              
                      安値             112.61                                              
    ユーロ/ドル NY終値      1.1407/1.1411                                              
                      始値             1.1370                                              
                      高値             1.1424                                              
                      安値             1.1371                                              
                                                                                           
                                   米東部時間                                              
      30年債(指標銘柄)           17時05分      92*31.00     3.3760%             
                                 前営業日終値      92*16.00     3.4020%                    
       10年債(指標銘柄)           17時05分      97*26.50     3.1341%             
                                 前営業日終値      97*20.00     3.1590%                    
        5年債(指標銘柄)           17時05分      99*19.25     2.9614%            
                                 前営業日終値      99*15.50     2.9870%                    
        2年債(指標銘柄)           16時49分     100*01.75     2.8465%            
                                 前営業日終値     100*00.00     2.8750%                    
                                                                                           
                                        終値        前日比          %                    
          ダウ工業株30種           25380.74       +264.98       +1.06        
             前営業日終値           25115.76                                              
            ナスダック総合            7434.06       +128.16       +1.75         
             前営業日終値            7305.90                                              
        S&P総合500種            2740.37        +28.63       +1.06        
             前営業日終値            2711.74                                              
                                                                                           
      COMEX金 12月限             1238.6         +23.6                           
              前営業日終値             1215.0                                              
      COMEX銀 12月限             1477.7         +49.5                           
              前営業日終値            1428.2                                               
       北海ブレント 1月限              72.89        ‐2.15                             
              前営業日終値              75.04                                              
      米WTI先物 12月限              63.69        ‐1.62                           
              前営業日終値              65.31                                              
            CRB商品指数           191.6409       +0.6750                       
              前営業日終値           190.9659                                              
 
    
 ( 

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below