February 12, 2019 / 9:48 PM / 2 months ago

NY市場サマリー(12日)

    [12日 ロイター] -    
    <為替> ドルが下落した。米中通商協議の進展期待が強まり、よりリスクが高いと
される資産に需要が集まった。
    主要6通貨バスケットに対するドル指数は0.38%安の96.694。
    ユーロが対ドルで0.51%高の1.1333ドル。英ポンドは対ドル
で0.39%高の1.2898ドル。
    他の安全通貨も軟調となり、ドルが対円で小幅高の110.46円、スイスフ
ランは対ドルで1.0057ドルに下落した。
     トランプ米大統領は12日、米中通商協議について、合意が近いと見なされれば3
月1日の交渉期限を若干延長することはできるとの見解を示した。ただ期限延長はできれ
ば回避したいとし、通商協定を締結するためにある時点で中国の習近平国家主席と会談す
ると予想していると述べた。
    一部アナリストは、成長鈍化観測など中国発の軟調な指標が合意を後押しする可能性
を指摘。テンパスの外為トレーダー・ストラテジストは「中国経済は急成長しておらず、
米国との協議に意欲を示すのは理にかなう。米国側が有利だろう」と話した。  
    
    NY外為市場:
    
    <債券> 国債利回りが上昇。与野党が政府機関の再閉鎖回避に向け原則合意したこ
とが材料となった。
    ただ、トランプ米大統領はこの日、国境警備を巡る与野党の原則合意に満足していな
いとし、同日中に合意内容を協議する考えを明らかにした。
    米中通商協議を巡っては週末にかけて北京で閣僚級協議が開かれる予定。トランプ氏
は前向きではないものの、協議の期限である3月1日を延長することは可能との認識を示
した。また通商協定の締結で中国の習近平国家主席と会談する見通しとした。[nL3N2074O
V]
    こうした中、市場で連邦準備理事会(FRB)の金融政策が引き続き焦点になってい
る。ナットウエスト・マーケッツ(コネティカット州)のマクロストラテジスト、ブライ
アン・デインガーフィールド氏は、米経済の底堅さや低いインフレ率、世界経済の悪化な
どが検討材料になるとした上で、どの材料が決め手になっていくのか注目しているとした
。
    翌13日に発表される1月の消費者物価指数(CPI)統計について、同氏は「FR
Bにとって忍耐姿勢を維持するかどうかを判断する上で極めて重要だ」と指摘した。今週
はこの他14日に12月の小売売上高、15日に消費者信頼感統計が発表される。
    10年債は7/32安。利回りは2.686%。パウエルFRB議長は
この日、米経済がリセッション(景気後退)に陥るリスクは現時点では高まっていないと
の認識を示した。   
        
    米金融・債券市場:
    
    <株式> 上昇して取引を終えた。政府機関の再閉鎖回避に向けて与野党が国境警備
を巡る予算案で原則合意したことや、米中通商協議を巡る楽観的な見方が支援材料となっ
た。
    
    米国株式市場:
    
    <金先物> 米中貿易協議の進展期待に加え、米政府機関の再閉鎖回避に向けた動き
などを背景に安全資産としての金買いが細り、ほぼ横ばいとなった。中心限月4月物の清
算値は前日比2.10ドル(0.16%)高の1オンス=1314.00ドル。
    米中両政府は11日から北京で次官級貿易協議を開始。この日は14、15両日に予
定される閣僚級会合のため、米国のライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニ
ューシン財務長官が北京入りしたとの報が伝わり、3月1日交渉期限を控えて協議進展へ
の期待が広がった。また米議会与野党は11日、トランプ大統領が不法移民対策として主
張するメキシコ国境の壁建設予算をめぐる交渉で原則合意。15日が期限の暫定予算失効
による政府機関の一部閉鎖回避に向け、議会レベルで道筋がついた形となった。これらの
材料を受け、投資家のリスク選好意欲が回復。米株価が大幅上伸する中、安全資産とされ
る金には下押し圧力がかかり、朝方までの上げ幅を削る展開となった。
    一方、外国為替市場ではドル高・ユーロ安の流れが一服。ドル建てで取引される金塊
などの商品の割高感が後退したことから、下値では買い支えの動きも見られた。 
        
    NY貴金属:
    
    <米原油先物> 需給均衡への期待が広がる中、反発した。米国産標準油種WTIの
中心限月3月物の清算値は前日比0.69ドル(1.32%)高の1バレル=53.10
ドル。4月物は0.69ドル高の53.47ドルとなった。
    石油輸出国機構(OPEC)がこの日公表した月報によると、1月のOPEC全体の
産油量は前月比79万7000バレル減の日量3080万6000バレルとなった。また
、OPEC盟主であるサウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は同日、英
主要紙に対し、3月の産油量を当初の目標水準よりも50万バレル強低い日量980万バ
レルに減少させる方針を明らかにした。これらの報を受けて、需給均衡への期待が広がり
、原油相場は前日夜から徐々に値を上げる展開となった。
    また、この日は米中貿易協議の進展期待に加え、米政府機関の再閉鎖回避に向けた動
きが株価を押し上げる一方、米中両国の景気減速に伴うエネルギー需要減退に対する懸念
も和らげ、株と並んでリスク資産である原油にも買いが集まった。さらに、外国為替市場
ではドルがユーロに対して下落に転じ、ドル建てで取引される原油に割安感が生じたこと
も相場を下支えした。 
        
    NYMEXエネルギー:
     ドル/円 NY午後4時      110.47/110.48                                              
                      始値             110.52                                              
                      高値             110.55                                              
                      安値             110.35                                              
 ユーロ/ドル NY午後4時      1.1330/1.1334                                              
                      始値             1.1281                                              
                      高値             1.1341                                              
                      安値             1.1280                                              
                                                                                           
                                   米東部時間                                              
      30年債(指標銘柄)           16時44分      99*18.50     3.0215%             
                                 前営業日終値     100*00.50     2.9990%                    
       10年債(指標銘柄)           16時37分      99*15.50     2.6841%             
                                 前営業日終値      99*22.00     2.6610%                    
        5年債(指標銘柄)           16時42分     100*01.00     2.4931%            
                                 前営業日終値     100*03.75     2.4750%                    
        2年債(指標銘柄)           16時34分      99*31.75     2.5038%            
                                 前営業日終値     100*00.63     2.4900%                    
                                                                                           
                                        終値        前日比          %                    
          ダウ工業株30種           25425.76       +372.65       +1.49        
             前営業日終値           25053.11                                              
            ナスダック総合            7414.62       +106.71       +1.46         
             前営業日終値            7307.91                                              
        S&P総合500種            2744.73        +34.93       +1.29        
             前営業日終値            2709.80                                              
                                                                                           
       COMEX金 4月限             1314.0          +2.1                           
              前営業日終値             1311.9                                              
       COMEX銀 3月限             1569.0         ‐0.0                           
              前営業日終値            1569.0                                               
       北海ブレント 4月限              62.42         +0.91                             
              前営業日終値              61.51                                              
       米WTI先物 3月限              53.10         +0.69                           
              前営業日終値              52.41                                              
            CRB商品指数           178.2077       +1.0931                       
              前営業日終値           177.1146                                              
 
    
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