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NY市場サマリー(3日)ドル上昇、米株続落

[3日 ロイター] -

<為替> ドルが上昇。米経済の底堅い成長を織り込む動きとなった。一方、円は一時107円台前半に値下がりした。

ドルは通貨バスケットに対し0.14%高の90.924。ユーロ/ドルは0.19%安の1.2068ドル。米国債利回りが上昇したこともドルを支えたとみられる。

円相場は下落が継続し、対ドルで一時107.15円と、昨年7月23日以来の安値を付けた。シティのテクニカルアナリストは、4日に予定されるパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の講演後に米国債利回りが低水準で安定すれば、円相場は強含む可能性があると指摘。106.11─106.22円もしくは105.33─105.44円を付けるかもしれないと予想した。

豪ドルは0.4%安の0.7788ドル。先週は0.8007ドルと3年ぶり高値を付けていた。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 長期債利回りが上昇。市場では4日に行われるパウエルFRB議長の講演に注目している。議長は4日正午ごろからウォール・ストリート・ジャーナル・ジョブズ・サミットで講演する。今月16─17日の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、FRBの姿勢変化を示す手掛かりが得られるか関心が高まっている。

米10年債利回りは前週に1.614%と1年ぶり水準に上昇したが、その後3日連続で低下。FRB当局者はここ数日、金利上昇を重視しない見解を示しており、この日の利回りは上昇に転じた。

米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は3日、米経済は今年「力強く」回復するとし、議会が追加景気対策を承認する限り、FRBが追加緩和を実施する必要はないとの考えを示した。

10年債利回りは4.9ベーシスポイント(bp)上昇の1.464%。2年債との利回り格差は一時135.4bpに拡大し、先週末以来の大きさとなった。

この日発表の経済指標はまちまちの内容。企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが3日に発表した2月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が11万7000人増加。予想の17万7000人増を下回った。

米供給管理協会(ISM)が3日発表した2月の非製造業総合指数(NMI)は55.3と前月から低下し、市場予想の58.7を下回ったが、景気拡大・縮小の節目となる50は上回った。

また、FRBは地区連銀経済報告(ベージュブック)で、国内経済の回復が1月から2月中旬にかけて控えめになったという認識を示した。企業は今後数カ月間の見通しに楽観的で住宅需要も堅調となる一方、労働市場の改善ペースは鈍いと指摘した。

30年債利回りは3.1bp上昇の2.246%。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 続落し、ナスダック総合が大幅安で取引を終えた。財政出動や新型コロナウイルスワクチンの接種進展への期待から、ハイテク株を売って景気回復の恩恵を受けやすいセクターにシフトする動きが広がった。

マイクロソフト、アップル、アマゾン・ドット・コムが2%超下落し、S&P総合500種の重しとなった。

S&P500の金融、工業指数は取引時間中の最高値を更新したが、他のセクターは大半が下落した。

米10年債利回りは1.47%にやや上昇し、割高感の出ているセクターの重しとなった。10年債利回りは前週に付けた約1.61%の水準は下回っている。

金利上昇は高成長ハイテク株への影響が特に大きい。投資家はこれらの企業の価値を将来見込まれる利益に基づいて評価するが、金利が上昇すると将来の利益の価値が短期的な利益の価値より大きな打撃を受けるためだ。

BMOウェルス・マネジメントの最高投資責任者マイケル・ストリッチ氏は「利回りが1.5%の水準を超えれば、間違いなく株式に逆風となる。大半の投資家は利回り上昇のペースを注視している」と述べた。

個別銘柄ではエクソンモービルが0.8%高。支出を削減し、配当を増やす計画を明らかにした。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> 米長期金利とドルの上昇に圧迫され、反落した。4月物の清算値(終値に相当)は前日比17.80ドル(1.03%)安の1オンス=1715.80ドルと、中心限月としては昨年6月上旬以来約9カ月ぶりの安値水準となった。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油で構成される「OPECプラス」が減産維持に動くとの観測が広がる中、米石油製品在庫の大幅な取り崩しが好感され、4営業日ぶりに反発した。米国産標準油種WTIの中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比1.53ドル(2.56%)高の1バレル=61.28ドル。5月物は1.53ドル高の61.10ドル。

ロイターは3日、関係筋の話として、一部の主要OPEC加盟国がOPECプラス の産油量の据え置きを示唆したと報道。これを受けて、需給不均衡に対する警戒感が後退し、原油が大きく買われた。OPECプラスは4日に予定されている会合で、最大日量150万バレルの減産緩和に動くとの観測が浮上していた。

米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間統計では、ガソリン在庫が前週比1360万バレル減と、取り崩し幅は市場予想(ロイター調査)の230万バレルを大きく上回り、過去最大となった。テキサス州を襲った寒波による影響で製油所が相次いで稼働を停止したためで、ディスティレート(留出油)も970万バレル減(予想300万バレル減)となった。

一方、原油在庫は2160万バレル増と、予想の90万バレル減に反して大幅な積み増しとなったほか、前週比での増加幅が過去最大となったことで、原油相場は一時上げ幅を圧縮する場面もあった。

*カテゴリーを変更して再送します

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 106.99/107.02

始値 106.99

高値 107.15

安値 106.81

ユーロ/ドル NY終値 1.2062/1.2066

始値 1.2061

高値 1.2080

安値 1.2044

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 91*11.00 2.2751%

前営業日終値 92*18.50 2.2150%

10年債(指標銘柄) 17時02分 96*22.00 1.4842%

前営業日終値 97*10.00 1.4150%

5年債(指標銘柄) 17時05分 98*27.75 0.7316%

前営業日終値 99*04.25 0.6770%

2年債(指標銘柄) 17時01分 99*30.88 0.1427%

前営業日終値 100*00.13 0.1230%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 31270.09 -121.43 -0.39

前営業日終値 31391.52

ナスダック総合 12997.75 -361.04 -2.70

前営業日終値 13358.79

S&P総合500種 3819.72 -50.57 -1.31

前営業日終値 3870.29

COMEX金 4月限 1715.8 ‐17.8

前営業日終値 1733.6

COMEX銀 5月限 2638.7 ‐49.2

前営業日終値 2687.9

北海ブレント 5月限 64.07 +1.37

前営業日終値 62.70

米WTI先物 4月限 61.28 +1.53

前営業日終値 59.75

CRB商品指数 189.9634 ‐0.0175

前営業日終値 189.9809

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