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NY市場サマリー(16日)
2017年10月16日 / 21:46 / 1ヶ月後

NY市場サマリー(16日)

    [16日 ロイター] -    
    <為替> ドルがやや上昇。この日は主要な米経済指標の発表がなく、前週13日発
表の9月の米消費者物価指数(CPI)を受けた下落に対する調整が入った。
    9月の米CPI統計では物価がなお抑制されていることが示され、ドルは13日の取
引で約2週間ぶりの水準に下落。これに先立つ11日に米連邦準備理事会(FRB)が公
表した9月19─20日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、インフレ率の
上昇見通し、およびインフレ率が上昇しない場合の金利の道筋を巡り踏み込んだ討議が行
われたことが明らかになっていた。
    TD証券(トロント)の北米外為戦略部門責任者、マーク・マコーミック氏は、多く
のマイナスのニュースが織り込まれたとし、「ポジション調整の動きが出ており、向こう
1─2日間は続くとみられる」と指摘。その後は米国の低調な見通しに市場の注目が移る
可能性があるとの見方を示した。
    この日の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.22%上昇の93.287
。前週13日はCPI統計発表直後に92.75と、9月26日以来の水準に低下してい
た。
    
    NY外為市場:
    
    <債券> 2年債利回りが2008年11月以来の水準に上昇した。
    FRBの次期議長人事で、トランプ大統領がタカ派色が濃いとされるジョン・テイラ
ー・スタンフォード大学教授に好印象を抱いたとブルームバーグが報道、利上げペースの
加速観測が広がった。
    イエレンFRB議長が先週末、米経済が堅調で、段階的な利上げ継続が必要と指摘し
たことも材料視された。
    政策金利期待の影響を最も受けやすいとされる2年債利回りは一時、1.
546%に上昇した。
    ブルームバーグによると、トランプ氏は先週、ホワイトハウスで会談した際、テイラ
ー氏に好印象を抱いたという。
    この報道を受け、大方の米国債利回りが取引時間中の高水準を付けた。
    2─5年債利回りが上昇、より長期の債券利回りを上回るペースとなり、利回り曲線
がフラット化した。
    10年債価格は5/32安。利回りは2.300%。
        
    米金融・債券市場:
    
    <株式> 続伸。主要3指数がいずれも終値での最高値を更新し、ダウ工業株30種
は2万3000ドルまで50ポイントを切った。金融株が前週の安値から回復したほか、
一連の決算発表を控えた買いも入った。
    米国債利回りの上昇を受けて銀行株が買われ、JPモルガン・チェースが2
.1%高、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が1.6%高で上げを主導。S
&P金融指数は4営業日ぶりのプラスとなった。
    ネットフリックスは1.6%高で通常取引を終了し、引け後の決算発表を受
けてさらに2%前後上昇している。
    アップルはアナリストによる強気の投資判断を好感して1.8%高となった
。
    
    米国株式市場:
    
    <金先物> 利益確定の売りなどに押され小反落。下落は3営業日ぶり。中心限月1
 2月物の清算値は前週末比1.60ドル(0.12%)安の1オンス=1303.00
ド ルとなった。
    この日の金相場は朝方までは堅調に推移。トランプ米大統領は13日、2015年の
イラン核合意について「イランが合意を順守しているとは認めない」と表明。中東地域の
地政学的リスクが一段と高まっていることに加え、北朝鮮情勢を巡る懸念なども依然くす
ぶっていることから、安全資産とされる金に買いが入りやすかった。
    ただ、その後は利益確定の売りや持ち高調整の売りなどが出たことから、金相場はマ
イナス圏に転落。また、米株高などを背景に投資家のリスク選好意欲が高まったことも、
相場を下押しする要因となった。 
        
    NY貴金属:
    
    <米原油先物> 中東情勢を巡る地政学的リスクの高まりを背景に買われ、続伸した
。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値は前週末比0.42ドル(0.82
%)高の1バレル=51.87ドルだった。12月物は0.41ドル高の52.14ドル
となった。
    イラク中央政府は16日未明、クルド自治政府が実効支配している産油都市キルクー
クに進軍を開始。キルクークはイラク屈指の油田都市であるため、中央政府とクルド自治
政府による交戦で原油の供給が滞るのではないかとの懸念が広がった。
    また、トランプ米大統領が前週末、2015年のイラン核合意は国益に見合っておら
ず、「イランが合意を順守しているとは認めない」と表明。米国とイランの対立が深まる
可能性が出ており、地政学的リスクが高まっていることも原油買いを後押しした。
    ただイラク中央政府は、政府軍がキルクーク油田で生産を行っている国営石油会社ノ
ース・オイル・カンパニー(NOC)を管理下に置いており、同油田での生産は直ちに再
開されたと表明。一方、クルド自治政府も原油輸出は引き続きパイプラインを通じて行わ
れており、それを停止する措置は講じていないと明言したことから、供給不安が幾分和ら
ぎ、昼前にかけて上げ幅を縮小した。また、外国為替市場でドルがユーロに対して強含み
に推移していることもドル建てで取引される原油などの商品の割高感につながり、この日
の上値を抑えた面もあった。 
        
    NYMEXエネルギー:
    
 
       ドル/円 NY終値     112.18/112.20                                           
                     始値            111.78                                           
                     高値            112.28                                           
                     安値            111.67                                           
   ユーロ/ドル NY終値     1.1795/1.1798                                           
                     始値            1.1800                                           
                     高値            1.1818                                           
                     安値            1.1787                                           
                                                                                      
                                 米東部時間                                           
     30年債(指標銘柄)          17時05分     98*18.00    2.8215%             
                               前営業日終値     98*24.00    2.8120%                   
      10年債(指標銘柄)          17時05分     99*16.50    2.3052%             
                               前営業日終値     99*23.50    2.2800%                   
       5年債(指標銘柄)          17時02分     99*20.50    1.9514%            
                               前営業日終値     99*27.25    1.9060%                   
       2年債(指標銘柄)          16時42分     99*21.75    1.5420%            
                               前営業日終値     99*24.50    1.4970%                   
                                                                                      
                                      終値       前日比         %                   
         ダウ工業株30種          22956.96       +85.24      +0.37        
            前営業日終値          22871.72                                           
           ナスダック総合           6624.01       +18.20      +0.28         
            前営業日終値           6605.80                                           
       S&P総合500種           2557.64        +4.47      +0.18        
            前営業日終値           2553.17                                           
                                                                                      
     COMEX金 12月限            1303.0        ‐1.6                          
             前営業日終値            1304.6                                           
     COMEX銀 12月限            1736.9        ‐4.2                          
             前営業日終値           1741.1                                            
     北海ブレント 12月限             57.82        +0.65                            
             前営業日終値             57.17                                           
     米WTI先物 11月限             51.87        +0.42                          
             前営業日終値             51.45                                           
           CRB商品指数          184.6214     ‐0.2076                      
             前営業日終値          184.8290                                           
   
    
    

    
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