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UPDATE 1-NY市場サマリー(14日)米国債利回り低下、ダウ292ドル安

 (株のリポートを追加しました。)
    [14日 ロイター] -    
    <為替> ドルが主要通貨に対し小幅安。朝方発表された米消費者物価指数(CPI
)の伸びが鈍化する中、米連邦準備理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和の縮
小)開始時期を巡り不確実性が強まった。
    また、米株価が下落し、米債券利回りが低下する中、リスク選好度が後退した。
    8月のCPIは、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが前年同月
比4.0%と、7月の4.3%から鈍化し、市場予想の4.2%を下回った。前月比でも
0.1%上昇と、7月の0.3%から縮小。2月以来、6カ月ぶりの低い伸びにとどまっ
た。8月の総合CPIも前月比0.3%上昇と、7月の0.5%上昇から鈍化した。[nL4
N2QG2ZJ]
    シティ・インデックスのシニアフィナンシャルマーケッツアナリスト、フィオナ・シ
ンコッタ氏は「インフレが和らげば、FRBが早急には動くことはなく、インフレ指数の
鈍化を受け、テーパリングの早期開始観測が後退した」と述べた。
    先週発表された8月の米卸売物価指数(PPI)でも、変動が大きい食品・エネルギ
ー・貿易サービスを除いたコア指数が前月比0.3%上昇と、昨年11月以来の小幅な伸
びにとどまった。
    来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング開始時期の発表が
あるか注目が高まる。
    終盤の取引で、主要6通貨に対するドル指数は小幅安の92.601。
    ユーロ/ドルはほぼ変わらずの1.1807ドル。
    安全通貨の円やスイスフランは上昇。ドルは対円で0.4%安の109.
615円、対スイスフランでも0.4%安の0.9189フラン。
    豪ドルは対米ドルで2週間ぶり安値に沈んだ後、0.7%安の0.7319
米ドルで推移。オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は14日、賃金が伸び悩
んでいるため、2024年までに政策金利を引き上げる可能性は低いとの見解を改めて示
した。
    暗号資産(仮想通貨)のビットコインは3.1%高の4万6400ドル。
イーサは1.9%高の3344ドル。
    
    NY外為市場:
    
    <債券> 国債利回りが低下。米消費者物価指数の伸びが鈍化したことで、物価上昇
はピークを付け、FRBが迅速に対応する必要はないとの見方が広まったことが背景。[n
L4N2QG2ZJ]
    10年債利回りは一時6ベーシスポイント(bp)を超えて低下し、1
.263%と、8月24日以来の低水準を付けた。
    シーポート・グローバル・ホールディングスのマネジング・ディレクター、トム・デ
ィ・ガロマ氏は、米株価下落を受け債券市場に資金が流れたことも国債利回り低下の一因
になったと指摘。「株価はやや苦戦しており、質への逃避が見られた」と述べた。
    終盤の取引で10年債利回りは4.7bp低下の1.277%。30年債利回りUS3
0YT=RRは5.4bp低下の1.850%。2年債利回りは0.6bp低下の
0.209%。
    5年債と30年債の利回り格差は106.7bpと、2020年8月以
来の水準に縮小した。2年債と10年債の利回り格差は106.6bp。
        
    米金融・債券市場:
    
    <株式> 下落し、ダウ工業株30種は292ドル値下がりして取引を終えた
。この日発表されたCPIは伸びが鈍化したものの、市場ではもっぱら経済の先行き不透
明感や下院民主党が前日発表した法人税率引き上げ案への不安が根強く、買いが抑えられ
た。
    主要株価3指数は一時上昇していたが、CPI統計を受けた楽観ムードが後退する中
、マイナス圏に沈んだ。株式市場にとって9月は歴史的に厳しい時期であることが改めて
浮き彫りになった。
    S&P総合500種は年初来では18%超上昇しているものの、今月に入って
からは約1.8%安となっている。
    CFRAリサーチのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストーバル氏は「市場は単に
調整局面を迎えた可能性がある。季節的に9月はファンドマネジャーにとってウィンドウ
ドレッシングの時期になることが多い」と指摘した。
    CPI統計を受け、米国債利回りが低下。株式市場では金融セクターが圧迫
されたほか、バリュー株からグロース(成長)株へのシフトが見られた。
    米下院民主党は13日、連邦法人税率について、現行の21%から26.5%への引
き上げを目指すと表明した。
    S&Pの主要11セクターは全て下落。エネルギーと金融の下げがき
つかった。
    アップルは14日、iPhone13を発表したが、事業慣行を巡る法廷で
の争いが注目される中、株価は1.0%下落し、S&Pとナスダック総合を押し
下げた。
    ドイツのバイオ医薬品企業キュアバックは8.0%下落。新型コロナワクチ
ン候補の製造契約を取り消したことが嫌気された。
    
    米国株式市場:
    
    <金先物> 米物価上昇ペースの鈍化を示す指標の発表を受けたドル安が支えとなり
、続伸した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比12.70ドル(0.7
1%)高の1オンス=1807.10ドル。
        
    NY貴金属:
    
    <米原油先物> ほぼ変わらず。新たなハリケーン直撃によるエネルギー製品の供給
逼迫(ひっぱく)観測を背景とした買いが先行したが、対ユーロでのドルの買い戻しが重
しとなり、上げ幅を縮めた。米国産標準油種WTIの中心限月10月物の清算値(終値に
相当)は、前日比0.01ドル(0.01%)高の1バレル=70.46ドル。11月物
は0.04ドル高 の70.23ドル。
    熱帯低気圧「ニコラス」は14日未明、テキサス州沿岸に上陸。産油関連施設が集積
する同地域は、8月末にハリケーン「アイダ」の直撃を受け、石油・ガス生産が大きく落
ち込んでおり、供給混乱に拍車がかかる可能性があるとの警戒感が強まった。また、国際
エネルギー機関(IEA)が月報で、主にアジア地域では新型コロナウイルス禍で導入さ
れた行動規制の緩和が進んでおり、10月の世界石油需要は4カ月ぶりに持ち直すと分析
。供給逼迫(ひっぱく)懸念の強まりから、朝方は原油買いが加速した。ただ、買い一巡
後は、売り買いが交錯し、マイナス圏に沈む場面もあった。
        
    NYMEXエネルギー:
     ドル/円 NY終値       109.67/109.70                                                 
                   始値              110.13                                                 
                   高値              110.15                                                 
                   安値              109.54                                                 
 ユーロ/ドル NY終値       1.1802/1.1806                                                 
                   始値              1.1803                                                 
                   高値              1.1845                                                 
                   安値              1.1801 米東部時間                                                 
   30年債(指標銘柄)            17時05分     103*07.50      1.8585% 
                               前営業日終値     102*05.50      1.9040%                      
    10年債(指標銘柄)            17時05分      99*22.00      1.2836%             
                               前営業日終値      99*10.00      1.3240%                      
     5年債(指標銘柄)            17時05分      99*26.50      0.7854%            
                               前営業日終値      99*23.50      0.8050%                      
     2年債(指標銘柄)            14時43分      99*26.75      0.2090%            
                               前営業日終値      99*26.38      0.2150%  終値        前日比           %                      
       ダウ工業株30種            34577.57       -292.06        -0.84        
          前営業日終値            34869.63                                                 
         ナスダック総合            15037.76        -67.82        -0.45         
          前営業日終値            15105.58                                                 
     S&P総合500種             4443.05        -25.68        -0.57        
          前営業日終値             4468.73 COMEX金 12月限              1807.1         +12.7                            
           前営業日終値              1794.4                                                 
   COMEX銀 12月限              2388.5          +8.9                            
           前営業日終値             2379.6                                                  
   北海ブレント 11月限               73.60         +0.09                              
           前営業日終値               73.51                                                 
   米WTI先物 10月限               70.46         +0.01                            
           前営業日終値               70.45                                                 
         CRB商品指数            221.5239       +0.3248                        
           前営業日終値            221.1991                                                 
 
    
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