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NY市場サマリー(26日)ドル上昇・債券利回り低下、米株下落

[26日 ロイター] -

<為替> ドルが主要通貨バスケットに対し上昇。リセッション(景気後退)懸念が強まっていることが背景。27日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明にも注目が集まる。一方、ユーロは下落。ガス供給懸念が圧迫要因となった。

欧州連合(EU)は26日のエネルギー相会合で、ロシアからの天然ガス供給が停止する事態に備えて8月から来年3月まで自主的にガス使用量を15%削減する案を承認した。

米小売大手ウォルマートの通年利益見通し下方修正を嫌気し米株価は下落。リスク選好度の低下はドルへの追い風となった。

米連邦準備理事会(FRB)が26─27日のFOMCで、75ベーシスポイント(bp)の利上げに踏み切ることが広く予想されている。

主要通貨に対するドル指数は0.714%高の107.180。

ユーロ/ドルは0.98%安の1.012ドル。11日以来の大幅な下げ率を記録する勢い。

ユーロは対円でも0.87%安の138.450円、対スイスフランでは1.1%安の0.975フランだった。

円は対ドルで0.07%安の136.78円。ポンド/ドルは0.15%安の1.2024ドル。

コンファレンス・ボード(CB)が26日発表した7月の米消費者信頼感指数は95.7と、前月から2.7ポイント低下し、2021年2月以来約1年半ぶりの低水準となった。低下は3カ月連続。

6月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比8.1%減の59万戸と、予想の66万戸を下回り、20年4月以来の低水準となった。

米指標では週内に発表される第2・四半期の米国内総生産(GDP)や個人消費支出統計が注目される。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは5.75%安の2万0894.37ドル。暗号資産交換所コインベース・グローバルが米国の利用者に対し証券として登録されるべきデジタル資産の取引サービスを不正に提供した疑いで、米証券取引委員会(SEC)の調査を受けていると、ブルームバーグ・ニュースが報じた。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 米債利回りが低下した。ロシアから欧州へのガス供給が減少したほか、米小売り最大手ウォルマートによる通期利益見通しの下方修正を受けて米経済減速を巡る懸念が高まり、安全資産である米債に資金が逃避した。

2・10年債の利回り格差はマイナス25.7ベーシスポイント(bp)と、マイナス幅をやや広げた。

2年債利回りは序盤に低下していたものの、終盤は2.2bp上昇の3.057%。一方、10年債利回りは1.9bp低下の2.801%だった。

米財務省が実施した460億ドルの5年債入札では最高落札利回りが2.860%となった。28日には380億ドルの7年債入札が実施される予定。

3カ月物財務省短期証券と10年債の利回り格差は27.1bpに縮小。7月1日時点では118.51bpだった。

30年債利回りは2.6bp低下し3.024%となった。

物価連動国債(TIPS)と通常の国債の利回り差で、期待インフレを示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は、5年物が2.589%、10年物が2.359%だった。

ドル建て5年先5年物インフレスワップは2.404%だった。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 下落して取引を終えた。小売大手ウォルマートが25日、通年の利益見通しを下方修正したことを受け、小売り関連株が売られた。また、コンファレンス・ボード(CB)が26日発表した7月の消費者信頼感指数が約1年半ぶりの低水準を記録したことも重しとなった。

ウォルマートは7.6%安。同社は見通し下方修正について、食料品と燃料の価格上昇を背景に消費者が一般商品を買い控えるようになったほか、これを受けて同社が実施した衣料品や一般商品の値下げが響いたと説明した。

ディスカウント大手ターゲットは3.6%安。アマゾン・ドット・コムは5.2%安。S&P500小売株指数4.2%下落した。

アマゾンは25日、欧州で有料会員「プライム」の年会費を最大43%引き上げると発表した。同社株の下落はナスダック総合とS&P総合500種を圧迫した。S&P主要セクターでは一般消費財が3.3%安と下げを主導した。

この日はグーグルの持ち株会社アルファベットやマイクロソフトが引け後に決算を発表。マイクロソフトは時間外取引で0.5%下落、アルファベットは3%上昇した。通常取引終値はそれぞれ2.7%安、2.3%安だった。

飲料大手コカ・コーラは通常取引で1.6%上昇。通期売上高見通しを上方修正したことが好感された。ファストフードチェーン大手マクドナルドも2.7%上昇。四半期決算が予想を上回った。

複合企業スリーエム(3M)は4.9%高。ヘルスケア事業のスピンオフ(分離・独立)計画を発表した。売上高と利益が予想を上回ったゼネラル・エレクトリック(GE)も4.6%値上がりした。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> FOMCの声明発表を控えて様子見姿勢が強まる中、小幅続落した。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前日比1.40ドル(0.08%) 安の1オンス=1717.70ドル。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 低調な米経済指標や米戦略石油備蓄(SPR)の追加放出計画などを背景とした売りに値を消し、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月9月物の清算値(終値に相当)は、前日比1.72ドル(1.78%)安の1バレル=94.98ドル。10月物は1.54ドル安の92.88ドルだった。

朝方は買いが先行。ロシア国営天然ガス独占企業ガスプロムは25日、パイプライン 「ノルドストリーム」経由のドイツへのガス供給量を27日から通常の2割程度に削減す ると発表。これに対抗してEU加盟国は26日のエネルギー会合で、各国の天然ガス消費量の15%削減を目標とする節減案で合意した。一方でドイツ高官が、11月1日に設定したガス在庫目標の達成は困難との見通しを示したことなどもあり、供給不足への懸念が相場を支援した。

ただ、買い一巡後はマイナス圏に転じた。米コンファレンス・ボードが公表した7月の消費者景気信頼感指数が3カ月連続で低下し市場予想も下回ると、景気悪化や価格高騰に伴うエネルギー需要の鈍化懸念が再燃。相場は売り圧力に押された。

さらに、米政府による供給支援も相場の重し。バイデン政権はこの日、先に発表した過去最大規模のSPR放出計画の一環で、2000万バレルを追加放出する方針を明らかにした。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 136.91/136.94

始値 136.63

高値 136.97

安値 136.29

ユーロ/ドル NY終値 1.0114/1.0118

始値 1.0150

高値 1.0152

安値 1.0108

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 97*03.00 3.0235%

前営業日終値 96*19.00 3.0500%

10年債(指標銘柄) 17時05分 100*19.50 2.8032%

前営業日終値 100*15.00 2.8200%

5年債(指標銘柄) 17時05分 101*19.00 2.9002%

前営業日終値 101*19.00 2.9000%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*28.38 3.0589%

前営業日終値 99*29.88 3.0350%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 31761.54 -228.50 -0.71

前営業日終値 31990.04

ナスダック総合 11562.58 -220.09 -1.87

前営業日終値 11782.67

S&P総合500種 3921.05 -45.79 -1.15

前営業日終値 3966.84

COMEX金 8月限 1717.7 ‐1.4

前営業日終値 1719.1

COMEX銀 9月限 1853.5 +20.7

前営業日終値 1832.8

北海ブレント 9月限 104.40 ‐0.75

前営業日終値 105.15

米WTI先物 9月限 94.98 ‐1.72

前営業日終値 96.70

CRB商品指数 286.4986 +1.7427

前営業日終値 284.7559

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