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NY市場サマリー(23日)株式上昇、ドル下落・利回り低下

[23日 ロイター] -

<為替> ニューヨーク外為市場では、午後に公表された11月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で利上げペースの鈍化が示されたことで、ドルが広範な通貨に対して下落した。

11月1─2日のFOMC議事要旨で、政策立案者の「かなり多数」が、利上げペース鈍化が「間もなく適切になる」との見方に同意したことが判明。急速な金融引き締めの効果が浸透するにつれ、前倒しでの利上げをやめてより小さく慎重な利上げに遷移できるとし、当局者がこれまでの経過におおむね満足していることが示された。

アンソン・ファンズ(トロント)のポートフォリオ・マネージャー、モーズ・カッサム氏は「連邦準備理事会(FRB)は過去に例がない迅速な利上げを実施したが、今はその影響を判断するために時間が必要だと考えているようだ」としている。

終盤の取引でユーロは対ドルで0.87%高の1.03925ドル。ドルは対円で0.33%安の144.905円。

この日発表の米経済指標では、S&Pグローバル発表の11月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は46.3と、10月確定値の48.2から低下。景気拡大・縮小の節目である50をカ月連続で下回った

NY外為市場:[USD/J]

<債券>  米金融・債券市場では、米債利回りが低下した。米連邦準備理事会(FRB)が公表した11月1─2日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策立案者の「かなり多数」が、利上げペース鈍化が「間もなく適切になる」との見方に同意していたことを受けた。

議事要旨では、急速な金融引き締めの効果が浸透するにつれ、前倒しでの利上げをやめてより小さく慎重な利上げに遷移できるとし、当局者がこれまでの経過におおむね満足していることが示された。

ジェフリーズ(ニューヨーク)のマネー・マーケット・エコノミスト、トーマス・サイモンズ氏は、FOMC議事要旨の内容はFOMC声明やパウエル議長の記者会見、その後の講演などのメッセージと同様で「少なくとももう少し利上げするというものだが、最終的な金利は想定よりも高い水準になるだろう」と述べた。

議事要旨に大きなサプライズはなかったが、利回りは低下。サイモンズ氏によると、米感謝祭の休場を控え薄商いだったことが一因という。月末のリバランスの前倒しで米債が買われている可能性もある。

指標10年債利回りは5ベーシスポイント(bp)低下の3.711%。2年債利回りは3bp低下の4.490%。2・10年債の利回り差はマイナス78bp。一時マイナス86bpを付けていた。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 米国株式市場は主要株価指数が上昇した。この日公表された11月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、政策立案者の「かなり多数」が、利上げペース鈍化が「間もなく適切になる」との見方に同意したことが明らかになり、買いが優勢となった。

ウェドブッシュ証券のマネージングディレクター、マイケル・ジェームズ氏は「株式市場がこのところの好調を維持するため必要だったものは、議事要旨から得られたものだった」と指摘した。

11月1─2日の前回FOMC以降、物価上昇圧力は弱まりつつあり、より小幅な利上げでのインフレ抑制が可能だとの見方が広がっている。

この日発表された経済指標がまちまちとなり10年債利回りが低下、株価の支援材料となった。

感謝祭で休場となる24日を控え薄商いだった。

株価指数に占める割合が高い銘柄が上昇し、アマゾン・ドット・コムは1%、メタは0.72%、それぞれ上昇した。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨に注目が集まる中、対ユーロでのドル安に支えられ、続伸した。

外国為替市場では、対ユーロでドル売りが先行。ドル建てで取引される商品に割安感が生じ、金が買われた。また、S&Pグローバルが発表した11月の製造業とサービス業を合わせた米総合購買担当者景況指数(PMI)速報値が前月から低下し、業況の拡大・縮小を判断する節目の50を5カ月連続で下回ったことも、金の支援材料となった。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、ロシア産石油の取引に対して検討されている上限価格が、現在の価格を上回る可能性があるとの報道を背景に、反落した。

米メディアによると、主要7カ国(G7)や欧州連合(EU)は、ロシアのウクライナ侵攻に対する追加制裁として、ロシア産石油の取引上限価格の設定を検討。ロイターはEU外交筋の話として、G7が上限を65─70ドルにすることを検討していると報じ た。これは現在の取引価格をやや上回ることから、取引量は抑えられないとの見方が広が り、売りが先行した。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 139.59/139.62

始値 141.40

高値 141.52

安値 139.18

ユーロ/ドル NY終値 1.0395/1.0398

始値 1.0318

高値 1.0404

安値 1.0315

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 104*30.00 3.7251%

前営業日終値 103*01.50 3.8280%

17時05分 103*19.50 3.6890%

10年債(指標銘柄)

前営業日終値 103*01.00 3.7580%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*31.75 3.8767%

前営業日終値 99*22.75 3.9390%

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*01.63 4.4732%

前営業日終値 99*31.00 4.5170%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 34194.06 +95.96 +0.28

前営業日終値 34098.10

ナスダック総合 11285.32 +110.91 +0.99

前営業日終値 11174.41

S&P総合500種 4027.26 +23.68 +0.59

前営業日終値 4003.58

COMEX金 12月限 1745.6 +5.7

前営業日終値 1739.9

COMEX銀 12月限 2136.7 +31.8

前営業日終値 2104.9

北海ブレント 1月限 85.41 ‐2.95

前営業日終値 88.36

米WTI先物 1月限 77.94 ‐3.01

前営業日終値 80.95

CRB商品指数 276.8745 ‐2.3691

前営業日終値 279.2436

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