[22日 ロイター] - <為替> ドル/円が上昇し6カ月ぶり高値に迫る水準となった。投資家は米国連邦 債務上限引き上げを巡る協議に注目している。 予想以上に強い経済指標とタカ派の米連邦準備理事会(FRB)当局者がさらなる利 上げの見通しを維持したため、ドルは過去2週間上昇基調にあった。 この日は米セントルイス地区連銀のブラード総裁が、年内に政策金利をさらに0.5 %ポイント引き上げる必要があるかも知れないと述べた。これを受けてドルは強含んだ。 ドル/円は0.46%高の138.55円。18日に付けた6カ月ぶり高 値138.75円まであとわずかに迫った。 ユーロ/ドルは0.12%高の1.0819ドル。 ドル指数は0.15%上昇の103.17。 NY外為市場: <債券> バイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長による債務上限問題を巡 る協議をにらみ、国債利回りが上昇した。特に短期ゾーンの利回り上昇が目立った。 米2カ月物国債利回りは4.4ベーシスポイント(bp)上昇し5.28 %、1カ月物は8.7bp上昇し5.60%となった。 この日は米連邦準備理事会(FRB)幹部からややタカ派なコメントがあったことも あり、利回りは全般的に上昇した。ただ最大の焦点は連邦債務上限引き上げを巡る協議で あることに変わりはない。 午後の取引では、10年債利回りは2.9bp上昇の3.72%。 30年債利回りは1.9bp上昇の3.967%。2年債利 回りは3.7bp上昇の4.326%だった。 米金融・債券市場: <株式> まちまち。ハイテク大手のアルファベットとメタ・プラットフ ォームズが上昇したものの、バイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長に よる債務上限問題を巡る協議をにらみ、大きな取引は手控えられた。 米国株式市場: <金先物> 米長期金利の上昇を眺めて売りが先行し、反落した。中心限月6月物の 清算値(終値に相当)は前週末比4.40ドル(0.22%)安の1オンス=1977. 20ドル。 NY貴金属: <米原油先物> 需給逼迫(ひっぱく)が意識される中を小反発した。この日納会を 迎える米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前週末比0.4 4ドル(0.61%)高の1バレル=71.99ドル。7月物は0.36ドル(0.50 %)高の72.05ドル。 NYMEXエネルギー: ドル/円 NY終値 138.60/138.61 始値 137.96 高値 138.69 安値 137.96 ユーロ/ドル NY 1.0811/1.0815 終値 始値 1.0821 高値 1.0831 安値 1.0797 米東部時間 30年債(指標銘柄 17時05分 94*01.00 3.9671% ) 前営業日終値 94*11.50 3.9480% 10年債(指標銘柄 17時00分 97*05.00 3.7187% ) 前営業日終値 97*12.00 3.6920% 5年債(指標銘柄) 17時05分 98*26.00 3.7654% 前営業日終値 98*28.75 3.7460% 2年債(指標銘柄) 17時05分 99*05.75 4.3197% 前営業日終値 99*07.50 4.2890% 終値 前日比 % ダウ工業株30種 33286.58 -140.05 -0.42 前営業日終値 33426.63 ナスダック総合 12720.78 +62.88 +0.50 前営業日終値 12657.90 S&P総合500種 4192.63 +0.65 +0.02 前営業日終値 4191.98 COMEX金 6月 1977.2 ‐4.4 限 前営業日終値 1981.6 COMEX銀 7月 2386.1 ‐19.9 限 前営業日終値 2406.0 北海ブレント 7月 75.99 +0.41 限 前営業日終値 75.58 米WTI先物 6月 71.99 +0.44 限 前営業日終値 71.55 CRB商品指数 261.5848 ‐0.5498 前営業日終値 262.1346 (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」