[ニューヨーク 3日 ロイター] - 全米レストラン協会(NRA)は3日、ニューヨーク市で今月からレストランメニューに「塩マーク」の表示が義務付けられたことを受け、市保健委員会を相手に同措置の停止を求める訴えを起こした。
同協会は、大手チェーンレストランのメニューに、2300ミリグラム以上の塩分を含む場合に警告表示を付けるよう義務付けた保健委の決定は、レストラン経営者に不公正な負担を強い、市民によって選ばれた市議会の権利を侵害していると訴えた。
同協会は、ブルームバーグ前市長が導入しようとして果たせなかった「特大サイズの砂糖入り飲料販売禁止令」と同じようなものだと指摘し、「消費者の健康リスク低減ではなく、特定の食品における不十分で物議を醸すような情報提供によって極めてネガティブな結果を生じる」としている。
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