[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は10日、大幅な制限付きながらスタジアムやアリーナなど大型施設で今月下旬から観客動員を許可する方針を示した。
収容人数1万人以上の施設に関し、新型コロナウイルス感染拡大を阻止する措置を講じた上、2月23日からキャパシティの10%までの有観客試合を実施可能としている。
クオモ知事によると、ブルックリンのバークレーズセンターはすでに23日に行われる米プロバスケットボール協会(NBA)のネッツ─キングス戦開催の承認を得ているという。
ニューヨーク州ではことし1月、米プロフットボールリーグ(NFL)の試合を観客数を制限して開催。これは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により昨年3月中旬に各スポーツが中断となって以降、ニューヨーク州で開催された初のスポーツイベントだった。
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