October 3, 2018 / 5:39 AM / 20 days ago

アングル:ニューヨーク市場のハイテク株、「残留組」が健闘

[サンフランシスコ 2日 ロイター] - ニューヨーク株式市場では、企業のセクター分類変更でフェイスブック(FB.O)とグーグルの持ち株会社アルファベット(GOOGL.O)が「情報技術(IT)」セクターから新設された「通信サービス」セクターに移って1週間が経過した。

 10月2日、ニューヨーク株式市場では、企業のセクター分類変更でフェイスブックとグーグルの持ち株会社アルファベットが「情報技術(IT)」セクターから新設された「通信サービス」セクターに移って1週間が経過した。写真はニューヨーク証券取引所で9月に撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

情報技術セクターは、ここ数年のニューヨーク株上昇をけん引してきたFANG銘柄のうち2つを一挙に失ったが、S&Pハイテク株指数.SPLRCTは9月24日からこれまでに1.3%上昇。残留組はまずまず健闘しているもようだ。

短い期間ではあるものの、この1週間にハイテク株指数は通信サービスと一般消費財をアウトパフォームした。

今回の世界産業分類基準(GICS)の再編は大規模で、一般消費財セクターも影響を受けた。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは1日、ハイテク株をオーバーウエートにする一方、通信サービス株と一般消費財株をアンダーウエートとするよう投資家に推奨した。

同行のストラテジストのサビータ・スブラマニアン氏は「旧ハイテク銘柄には、ネットキャッシュ、健全なバランスシート、フリーキャッシュフローの創出、業績の低リスクなどといった好要因が多い」と指摘した。

GICSの再編に伴い、情報技術セクターにはネットワーク機器大手シスコシステムズ(CSCO.O)と半導体大手インテル(INTC.O)が組み入れられた。両社にビザ(V.N)、マイクロソフト(MSFT.O)、アップル(AAPL.O)を加えた5社が同セクターのトップ5。

シスコとインテルは他の多くのシリコンバレー企業に比べて成熟した企業で、ここ数年は事業の成長に苦戦しているものの、業績は安定し、配当や自社株買いを通じて株主に利益を還元している。

FANG銘柄の一角のネットフリックス(NFLX.O)は、一般消費財から通信サービスに移籍した。

同株はその後6%近く急伸し、通信サービス株指数の1%上昇に寄与している。

ハイテクセクターの年初来上昇率は20%。

アルファベットとフェイスブックは、ユーザーデータの取り扱いに批判が集まり、規制に対する懸念からアンダーパフォーム。情報技術セクターは、両銘柄が移籍したことの恩恵を受けているのかもしれない。

FANG銘柄のアマゾン・ドット・コム(AMZN.O)は一般消費財にとどまり、通信サービスに属さない唯一のFANG銘柄となった。

9月24日以降の一般消費財株指数は0.4%上昇。S&P総合500種指数は0.2%軟化した。

スブラマニアン氏は一般消費財と通信サービスについて、引き続きポジションが集中するクラウディッド・トレードであり、見切り売りのリスクも高いとみている。

RBCは1日付のリポートで、ハイテクセクター構成銘柄でクラウドコンピューティングのサービスナウ(NOW.N)、ソフトウエアメーカーのシノプシス(SNPS.O)、決済サービスのワールドペイ(WP.N)を米株のトップピック12銘柄に加えた。

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