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米国株式市場は急反落、ジョージア決選投票やコロナ巡る懸念で

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 2021年最初の取引となった米国株式市場は急反落して取引を終えた。ジョージア州の上院決選投票を控えた警戒感や新型コロナウイルスの感染拡大を受けてリスク選好ムードが後退した。

 2021年最初の取引となった米国株式市場は急反落して取引を終えた。写真はニューヨーク証券取引所。2020年10月撮影(2021年 ロイター/Carlo Allegri)

ダウ工業株30種とS&P総合500種は序盤の取引で最高値を更新する場面もあったが、ボーイングの下落にも押されて値を下げた。ボーイングは、バーンスタインがキャッシュフローに関する懸念を理由に投資判断を「アンダーパフォーム」に引き下げたことを嫌気し、大幅安となった。

主要3指数はいずれも2週間ぶり安値を付けた。投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX、恐怖指数)は2週間ぶり高水準となった。

上院の勢力図を決める5日のジョージア州決選投票は、税制や景気刺激策の拡充、インフラ支出拡大などバイデン次期政権の政策の行方を左右する争いになる。

レイノルズ・ストラテジーの主任市場ストラテジスト、ブライアン・レイノルズ氏は「株価はこの1年の見事な上昇から後退している」とした上で、「コロナ感染が制御不能な状況で新年をスタートした。2021年を終えるまでにはおそらく制御できるだろうが、投資家は目先のニュースに反応するため、その間には頻繁に株価の下落があるだろう」と語った。

新型コロナ感染による米国の死者は35万人を超えている。

S&Pの業種別指数はほぼ全面的に下落し、不動産や公益事業、工業の下げが目立った。一般消費財と素材は序盤の取引で最高値を付けた。

経済指標では、IHSマークイットが発表した12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が前月から上昇し、2014年9月以来6年3カ月ぶりの高水準となった。速報値の56.5から上方改定された。

個別銘柄ではテスラが最高値を更新。2020年の納車台数が市場予想を上回ったことを好感した。

赤外線カメラ製造のフリアーシステムズは19%超急伸。複合企業のテレダイン・テクノロジーズが現金と株式を組み合わせて80億ドルで買収すると発表した。テレダインは7%超下落した。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 30223.89 -382.59 -1.25 30627.47 30674.28 29881.82

前営業日終値 30606.48

ナスダック総合 12698.45 -189.84 -1.47 12958.52 12958.73 12543.24

前営業日終値 12888.28

S&P総合500種 3700.65 -55.42 -1.48 3764.61 3769.99 3662.71

前営業日終値 3756.07

ダウ輸送株20種 12230.03 -276.90 -2.21

ダウ公共株15種 843.00 -21.64 -2.50

フィラデルフィア半導体 2783.21 -12.29 -0.44

VIX指数 26.97 +4.22 +18.55

S&P一般消費財 1287.85 -14.71 -1.13

S&P素材 451.04 -4.67 -1.02

S&P工業 730.44 -19.10 -2.55

S&P主要消費財 688.69 -7.63 -1.10

S&P金融 483.80 -6.63 -1.35

S&P不動産 220.40 -7.50 -3.29

S&Pエネルギー 286.50 +0.36 +0.13

S&Pヘルスケア 1316.89 -7.12 -0.54

S&P通信サービス 218.58 -3.34 -1.51

S&P情報技術 2250.17 -41.11 -1.79

S&P公益事業 310.76 -8.31 -2.61

NYSE出来高 12.50億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 27125 - 195 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 27100 - 220 大阪比

S&Pセクター別指数は関連コンテンツでご覧ください; リフィニティブデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります

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