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ハイテク主導でS&P続落、当局者の楽観的見通しに反応薄

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種が続落。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長とイエレン財務長官が議会証言で米景気回復に楽観的な見通しを示したものの、ハイテク株の下げを食い止めるには至らなかった。

 米国株式市場はS&P総合500種が続落。写真はニューヨーク証券取引所前で昨年3月撮影(2021年 ロイター/Carlo Allegri)

パウエル議長は上院銀行委員会で行った証言で2021年の経済見通しについて「非常に力強い年」になるというのが最も可能性の高いシナリオだと述べた。

この日は主要3指数がいずれもマイナス圏で引けたが、昨年大きく上昇したハイテク株を売り、景気回復の恩恵を受けるとみられるバリュー(割安)株を買う動きが見られた。

バリュー株はほぼ横ばいで取引を終え、1.4%安で引けたグロース(成長)株をアウトパフォームした。

JPモルガン・アセット・マネジメントのチーフストラテジスト、デービッド・ケリー氏は「第2・四半期に経済が大きく加速し始めると想定しているが、まだそうした加速は見られず、それを待っている状況だ」と述べた。

IHSマークイットが発表した3月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が前月から上昇したことなどを受け、取引時間中はプラス圏で推移する場面も見られた。

S&P500の業種別指数は金融が0.4%、工業が0.7%、それぞれ上昇。原油価格が前日の安値から持ち直したことを手掛かりにエネルギーは2.5%高となった。

アップル、テスラ、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、マイクロソフトがS&P500とナスダックの下げを主導した。

インテルは序盤の高値から下げに転じ、2.3%安で終了。同社は23日、最大200億ドルを投じてアリゾナ州に2工場を新設し、半導体の受託生産も手掛ける方針を明らかにした。

半導体受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の米上場株は5.2%安。一方、半導体製造装置のラム・リサーチ、アプライド・マテリアルズ、ASMLホールディングは上昇した。

ゲームストップは33.8%急落。株価の大幅な値上がりを受け、今年に新株発行を検討していると明らかにした。

米取引所の合算出来高は127億2000万株。直近20営業日の平均は140億株。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.32対1の比率で上回った。ナスダックでも3.17対1で値下がり銘柄数が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 32420.06 -3.09 -0.01 32470.88 32787.99 32418.15

前営業日終値 32423.15

ナスダック総合 12961.89 -265.81 -2.01 13289.24 13292.92 12961.35

前営業日終値 13227.70

S&P総合500種 3889.14 -21.38 -0.55 3919.93 3942.08 3889.07

前営業日終値 3910.52

ダウ輸送株20種 14051.15 +144.60 +1.04

ダウ公共株15種 861.59 +2.46 +0.29

フィラデルフィア半導体 2953.97 -40.24 -1.34

VIX指数 21.20 +0.90 +4.43

S&P一般消費財 1307.10 -20.13 -1.52

S&P素材 481.58 +3.32 +0.69

S&P工業 804.49 +5.83 +0.73

S&P主要消費財 684.70 -3.08 -0.45

S&P金融 553.81 +2.40 +0.44

S&P不動産 241.95 -1.29 -0.53

S&Pエネルギー 370.51 +9.11 +2.52

S&Pヘルスケア 1334.81 -0.78 -0.06

S&P通信サービス 237.79 -4.01 -1.66

S&P情報技術 2274.52 -27.79 -1.21

S&P公益事業 318.32 +0.02 0.00

NYSE出来高 10.71億株

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 28360 + 170 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 28335 + 145 大阪比

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