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米国株式市場は急反発、好決算銘柄に買い 税制改革案進展も支援
2017年11月16日 / 22:16 / 24日前

米国株式市場は急反発、好決算銘柄に買い 税制改革案進展も支援

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米国株式市場は急反発して取引を終えた。決算発表を受けたウォルマート(WMT.N)とシスコシステムズ(CSCO.O)の株価上昇が指数を押し上げたほか、米下院が税制改革法案を可決したことも支援材料となった。

 11月16日、米国株式市場は急反発して取引を終えた。決算発表を受けたウォルマートとシスコシステムズの株価上昇が指数を押し上げたほか、米下院が税制改革法案を可決したことも支援材料となった。NY証券取引所で撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

同法案は企業収益の増加に寄与することが期待されている。

小売世界最大手の米ウォルマート・ストアーズ(WMT.N)が一時11%高の99.68ドルと過去最高値を更新。第3・四半期の国内既存店売上高が2009年以来の大幅増加となったほか、ネット通販売上高が急増した。終値は10.9%高の99.62ドル。

米ネットワーク機器大手シスコシステムズ(CSCO.O)は36.67ドルまで上昇し、2001年2月以来の高値。スイッチとルーター事業が振るわなかったが、好調なセキュリティーなどの新規事業分野が補い、第1・四半期決算は利益が予想を上回った。利益見通しも予想を上回った。

シスコの終値は5.2%高の35.88ドル。

パフォーマンス・トラスト・キャピタル・パートナーズ(シカゴ)のトレーディング部門ディレクター、ブライアン・バトル氏は、市場が上昇した背景として「老舗企業であるシスコやウォルマートがニューエコノミーに適応しているという良いニュースがあった」と述べた。

また、米下院による税制改革法案可決について「当然の結果というわけではないが、最低限のハードルをクリアした」と指摘。ただ、上院での採決はさらにハードルが上がるとの見方を示した。

S&Pとダウの前日比上昇率はここ2カ月余りで最も大きかった。

株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数).VIXは6営業日ぶりに反落。終値は1.4ポイント安の11.76だった。

米書店チェーン大手バーンズ・アンド・ノーブル(B&N)(BKS.N)は7.6%高の7.10ドル。同社はアクティビスト(物言う株主)による株式非公開化の提案について善意の申し出ではないとの見方を示した。

米食品大手JMスマッカー(SJM.N)が9.5%高の116.65ドル。売上高と利益がアナリスト予想を上回った。

一方、米メディア大手バイアコム(VIAB.O)は3.7%安の23.69ドル。2018年上半期の米ケーブルテレビ会社およびオンライン配信業者からの売上高が1桁台後半の減少になるとの予想を発表した。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回り、比率は3.01対1だった。ナスダックでも3.26対1で値上がり銘柄数が多かった。

S&P構成銘柄500社のうち42銘柄が52週高値を更新。4銘柄が新安値を付けた。またナスダックでは115銘柄が新高値、36銘柄が新安値をそれぞれ更新した。

米取引所の合算出来高は約63億1000万株で、直近20営業日の平均である68億1000万株を下回った。3週間ぶりの低水準だった。

*内容を追加します。

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