May 11, 2018 / 9:33 PM / 5 months ago

米国株、ダウ91ドル高 トランプ氏の演説で医薬品株上昇

[11日 ロイター] - 米国株式市場は、ダウ平均株価.DJIが91ドル値上がりした。トランプ米大統領は薬価に関する演説で高額な薬価を非難する一方、価格引き下げへの積極的な対策は示さなかった。これを受け医薬品株が上昇した。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)(JNJ.N)は約1%高。メルク(MRK.N)は2.8%上げた。

トランプ大統領は、製薬会社、保険会社、薬剤給付管理会社(PBM)が処方箋薬を高価で手の届かないものにしたと非難し、競争強化と価格引き下げに向けた措置を取ると表明。製薬業界の「中間業者」が大きな富を得ているとして排除する方針を示したほか、医薬業界のロビー団体についても、納税者の金で富を得たと批判した。また、米国内よりも安い薬価を求め交渉している外国政府についても、米製薬会社に不当な引き下げを強要しているとして批判した。

ロングボウAMのジェーク・ダラーハイド最高経営責任者(CEO)は「米国民の負担軽減と医薬品会社の利益最大化の間でうまくバランスが取れていた」と述べた。

S&Pヘルスケア株指数.SPXHCは1.5%高。ナスダックバイオテク株指数.NBIは2.7%高。

ハイテク株指数.SPLRCTは0.3%安。時価総額が1兆ドルに迫ったアップル(AAPL.O)は10日ぶりに反落し0.4%安。

半導体のエヌビディア(NVDA.O)は2.2%安。四半期決算は売上高が65.6%増と市場予想を上回ったものの、注目のデータセンター部門の売上高は予想に届かなかった。増収のけん引役としての仮想通貨採掘向け半導体への依存が予想以上に大きくなったことも判明した。

通信のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ.N)は3%高。JPモルガンが投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェート」に引き上げた。同社のワイヤレス事業での取り組みを評価し、第5世代(5G)移動通信ネットワークに絡む商機が数カ月中に具体化し始める可能性があるとの認識を示した。

インターネットセキュリティーのシマンテック(SYMC.O)は33%安。3月までの通期業績と4月からの通期見通しが社内調査の結果によって今後修正される可能性があると前日表明した。調査は元社員が懸念を示したことを受けて開始した。

ダウ平均株価は一時4月18日以降で初めて100日移動平均線を上回った。前日にはS&P総合500種指数.SPXも同様の動きを示しており、相場の一段の値上がりを示唆するものとの見方も出ている。

ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.24対1の比率で上回った。ナスダックでは1.23対1で値上がり銘柄数が多かった。

S&P500構成銘柄をみると、30銘柄が52週高値を更新し、3銘柄が新安値を付けた。ナスダック総合構成銘柄では137銘柄が新高値を、51銘柄が新安値をそれぞれ更新した。

米取引所の合算出来高は58億株。直近20営業日の平均は66億株。

ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります

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