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米ダウ・S&P最高値、低調な雇用統計受け利上げ懸念後退

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米国株式市場はダウ工業株30種とS&P総合500種が終値で最高値を更新した。大型グロース(成長)株が主導し、ナスダック総合も上昇した。朝方発表された米雇用統計が期待外れの内容となったことで、インフレ高進や利上げの可能性を巡る懸念が後退した。

米国株式市場はダウ工業株30種とS&P総合500種が終値で最高値を更新した。写真は5月4日、ニューヨーク証券取引所前で撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

4月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比26万6000人増と、市場予想の97万8000人増を大幅に下回る伸びとなった。労働力不足が要因となった可能性がある。

グローバルト・インベストメンツのシニアポートフォリオマネジャー、トム・マーティン氏は、雇用統計を受けて「緩慢なペースでの回復局面でリスクが低いとされるグロース株の買いが膨らんだ」と指摘した。

週足ではダウが2.7%高と、3月以来の大幅な伸びを記録。S&Pも1.2%高で、4月半ば以来の好成績となった。ナスダックは1.5%下落した。

大型グロース株のマイクロソフトは1.1%高、アップルは0.5%高。

S&Pの主要セクターも全てプラス圏で取引を終了。とりわけエネルギー、不動産、素材の上昇が目立った。

電子決済大手スクエアは4.2%高。第1・四半期決算は、利益が市場予想を大きく上回った。ビットコインの需要が高まり、決済アプリ「キャッシュ・アップ」での暗号資産(仮想通貨)取引を押し上げた。

動画配信機器のロク(Roku)も11.5%上昇。売上高見通しが好感された。

オンライン旅行代理店エクスペディア・グループは5.2%高。好決算を受け、証券会社が目標株価を引き上げた。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を3.27対1の比率で上回った。ナスダックでは2.12対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は102億3000万株。直近20営業日の平均は101億1000万株。

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