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米国株式市場=荒い値動きの中で続落、ロシア産原油禁輸で

[8日 ロイター] - 米国株式市場は荒い値動きの中、終盤に売りが加速し続落して取引を終えた。急速なペースで展開するウクライナ危機を巡る状況を評価する動きが背景。

3月8日、米国株式市場は荒い値動きの中、続落して取引を終えた。急速なペースで展開するウクライナ危機を巡る状況を評価する動きが背景。写真は2020年4月、ニューヨーク証券取引所前で(2022年 ロイター/Jeenah Moon)

前日には大幅続落し、ナスダック総合の弱気相場入りが確認されていた。

バイデン米大統領は8日、ロシア産の原油や天然ガス、石炭の輸入を禁止すると表明した。ウクライナに侵攻したロシアに対する圧力を高める。

ジョンソン英首相も8日、ロシアからの原油と石油製品の輸入を段階的に削減し、2022年末までに完全に停止すると発表した。

ホライズン・インベストメント・サービシズのチャック・カールソン最高経営責任者(CEO)は「投資家は下落局面で買いを入れる価値があるかどうかを探ろうとしているとみられる。前日の下げは実に大きかった」と指摘した。

この日はディフェンシブセクターの下げが目立った。主要消費財は2.6%安、ヘルスケアは2.1%安、公益事業は1.6%安。

テスラ、メタ・プラットフォームズ、アルファベットなどグロース(成長)株は上昇し、S&P総合500種を下支えした。

エネルギーセクターは1.4%続伸した。

北海ブレント先物原油が1バレル=130ドルを上回り、インフレ加速や世界経済への影響を巡る懸念が高まっている。米ガソリン価格は8日、過去最高を記録した。

DAデビッドソンのウェルスマネジメント調査部門ディレクター、ジェームズ・レーガン氏は「米経済にどういった影響があるか、まだ不透明感が強い」と指摘。その上で「ガソリン価格上昇を受け、米国の消費はやや失速するだろう」と語った。

米株市場は、利上げ観測を背景にした債券利回り上昇やロシア・ウクライナ危機を巡る懸念に圧迫されている。前日にはダウ工業株30種も調整局面入りが確認された。

重機大手・キャタピラーは6.8%上昇。ジェフリーズが投資判断を「ホールド」から「バイ」に引き上げた。

ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.02対1の比率で上回った。ナスダックでは1.09対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は約190億株と約1年ぶりの高水準を記録。直近20営業日の平均は134億株だった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 32632.64 -184.74 -0.56 32885.17 33402.98 32578.73

前営業日終値 32817.38

ナスダック総合 12795.55 -35.41 -0.28 12800.04 13159.44 12670.08

前営業日終値 12830.96

S&P総合500種 4170.70 -30.39 -0.72 4202.66 4276.94 4157.87

前営業日終値 4201.09

ダウ輸送株20種 14736.60 -56.36 -0.38

ダウ公共株15種 979.67 -16.73 -1.68

フィラデルフィア半導体 3156.87 +57.94 +1.87

VIX指数 35.13 -1.32 -3.62

S&P一般消費財 1286.51 +0.72 +0.06

S&P素材 500.36 -2.52 -0.50

S&P工業 818.79 -5.23 -0.63

S&P主要消費財 755.07 -20.46 -2.64

S&P金融 591.79 -3.27 -0.55

S&P不動産 284.16 -2.53 -0.88

S&Pエネルギー 586.75 +8.02 +1.39

S&Pヘルスケア 1484.12 -32.03 -2.11

S&P通信サービス 217.97 -0.25 -0.12

S&P情報技術 2516.12 -10.80 -0.43

S&P公益事業 357.23 -5.83 -1.60

NYSE出来高 16.71億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 24800 + 110 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 24805 + 115 大阪比

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