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米国株式市場=2%超上昇、大型株やエネルギー株が主導

[21日 ロイター] - 米国株式市場は主要3指数とも2%超上昇して取引を終えた。大型成長株やエネルギー企業に買い戻しが入った。

米国株式市場は主要3指数とも大幅上昇して取引を終えた。今年5月、ニューヨーク証券取引所前で撮影(2022 年 ロイター/Andrew Kelly)

S&P総合500種は主要11セクターが全て上昇。同指数は先週、週間の下落率が2020年3月以来の大きさとなっていた。

米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制に向けて積極的な措置を講じる中、投資家は景気へのリスクを踏まえつつ、株価の底値を探ろうとしている。S&P500は今月、今年1月に付けた最高値から20%余り下落して弱気相場入りした。

インベスコのチーフグローバル市場ストラテジスト、クリスティナ・フーパー氏は、株式相場はまだ底を打っていないとの見方を示し、「ボラティリティーが高い状態はまだ続き、底打ちにはしばらく時間がかかるだろう」と述べた。ただ、投資家の買い意欲が見られるのは良い兆候とも指摘した。

市場は今後の利上げ見通しや経済に関する手掛かりを得ようと、パウエルFRB議長が22日に行う上院銀行委員会での証言に注目している。

この日はS&P500の全セクターが1%以上上昇し、エネルギーが5.1%高と特に好調だった。

大型株のアップルは3.3%、テスラは9.4%、マイクロソフトは2.5%、それぞれ上昇した。

食品大手ケロッグは約2%高。会社を3分割すると発表した。

格安航空会社(LCC)のスピリット航空は7.9%上昇。同業のジェットブルー航空が前日に買収提案額を引き上げた。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.66対1の比率で上回った。ナスダックでも2.22対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は約124億株。直近20営業日の平均も124億株。

*カテゴリーを変更し、内容を追加して再送します。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 30530.25 +641.47 +2.15 30074.69 30653.98 30074.69

前営業日終値 29888.78

ナスダック総合 11069.30 +270.95 +2.51 10974.05 11164.99 10974.05

前営業日終値 10798.35

S&P総合500種 3764.79 +89.95 +2.45 3715.31 3779.65 3715.31

前営業日終値 3674.84

ダウ輸送株20種 13061.64 +193.04 +1.50

ダウ公共株15種 904.22 +16.50 +1.86

フィラデルフィア半導体 2649.37 +70.83 +2.75

VIX指数 30.19 -0.84 -2.71

S&P一般消費財 1095.27 +30.06 +2.82

S&P素材 475.67 +6.87 +1.47

S&P工業 733.82 +12.86 +1.78

S&P主要消費財 730.94 +19.12 +2.69

S&P金融 522.73 +10.36 +2.02

S&P不動産 247.79 +4.58 +1.88

S&Pエネルギー 584.19 +28.54 +5.14

S&Pヘルスケア 1430.06 +36.84 +2.64

S&P通信サービス 186.34 +2.97 +1.62

S&P情報技術 2229.58 +55.14 +2.54

S&P公益事業 333.44 +6.27 +1.92

NYSE出来高 13.00億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 26500 + 270 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 26440 + 210 大阪比

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