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米国株は上昇、OPEC減産合意でエネルギー株に買い
2016年9月28日 / 21:51 / 1年前

米国株は上昇、OPEC減産合意でエネルギー株に買い

[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米国株式市場は上昇。石油輸出国機構(OPEC)が減産で合意したことを受けて原油価格が急騰、エネルギー株への買いにつながり、米大統領選が接戦になるのではないかとの不安心理をこなして値上がりした。

 9月28日、米国株式市場は上昇。石油輸出国機構(OPEC)が減産で合意したことを受けて原油価格が急騰、エネルギー株への買いにつながった。NY証券取引所で3月撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

この日は売りが先行していたが、減産合意のニュースを受けて上昇に転じた。複数のOPEC関係筋によると、OPECは2008年以来となる減産で合意した。原油価格は6%急騰し、S&Pエネルギー株指数.SPNYは4.34%高と1月以来の大幅上昇となった。

個別銘柄ではシェブロン(CVX.N)が3.20%、エクソンモービル(XOM.N)が4.40%上昇。エネルギー企業向けに重機を販売するキャタピラー(CAT.N)も4.48%上げた。

テーミス・トレーディングのマネジングディレクター、マーク・ケプナー氏はエネルギーセクターについて過去1年半から2年にわたり業績がさえなかったが、原油価格が「いくらかでも安定すれば、業績見通しは一気に大きく改善する」と話した。

ただ、OPECの合意ついては「石油など化石燃料はなおあり余っている」(BMOプライベート・バンクのシニア・ポートフォリオ・ストラテジストのジェフ・ウェニガー氏)として、原油価格の押し上げ効果は限られるとの見方もある。

S&Pのセクター別指数は11業種のうち7業種で上昇。半面、S&P通信株指数.SPLRCLは1.04%安と最も下げがきつかった。

この数カ月間あまり材料視されていなかった米大統領選は、26日の第1回目の候補者討論会以降、市場での注目度が高まっている。

コーナーストーン・ファイナンシャル・パートナーズのクリス・ザッカレリ最高投資責任者(CIO)は「大統領選は先行きが不透明で、どう転ぶか分からない」と述べた。

スポーツ用品のナイキ(NKE.N)は3.78%下落。受注見通しが3回連続で市場予想を下回ったことが嫌気された。給与支払い事務代行など人材管理サービスを行うペイチェックス(PAYX.O)は業績見通し引き下げが重しになり、4.60%下げた。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では上げ銘柄が下げ銘柄を上回り、比率は3.13対1だった。ナスダックも1.49対1で上げ銘柄が下げ銘柄を上回った。

米取引所の合算出来高は約71億株で、直近20営業日の平均である70億株を上回った。

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