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米国株式市場=S&P最高値、CPI受け長期インフレ懸念後退

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米国株式市場は、S&P総合500種指数が終値で最高値を更新した。朝方発表された消費者物価指数(CPI)統計を受け、インフレの高進が一過性にとどまるとの見方が広がった。

 6月10日、米国株式市場は、S&P総合500種指数が終値で最高値を更新した。ニューヨーク証券取引所で3月撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

主要株価3指数はいずれも上昇。大型株の上昇を背景にナスダック総合指数の上げが最大となった。一方、景気動向に敏感なダウ輸送株20種や小型株主体のラッセル2000指数は下落した。

米労働省が10日に発表した5月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は、前年同月比5.0%上昇し、2008年8月以来、約13年ぶりの大幅な伸びを記録した。ただ、昨年春に見られた軟調な物価が影響しており、こうしたいわゆるベース効果は6月以降薄れる見込みだ。

LPLフィナンシャルのシニア市場ストラテジスト、ライアン・デトリック氏は「インフレ率上昇の大部分は経済再開によるもので、株式市場では安心買いが広がった。市場は、全般的な経済が過熱していないと受け止めている」と話した。

S&Pの主要11セクターではヘルスケアが最大の上昇率を記録した。一方、米国債利回りの低下が重しとなり、金利動向に敏感な金融セクターは1.1%安と下げがきつかった。

「ミーム株」(ネットの情報拡散で取引される銘柄)のゲームストップは27.2%安。新たな株式売却の可能性に言及したことが嫌気された。

クローバー・ヘルス・インベストメンツ、AMCエンターテインメント、ベッド・バス・アンド・ビヨンド、GEOグループなど、このところ個人投資家の買いで上昇していたその他のミーム株も8─19%下落した。

製薬大手ファイザーは2.2%高。バイデン大統領は10日、低所得国向けに新型コロナウイルスワクチン5億回分を購入すると表明。政権当局者によると、ファイザーに約35億ドルを支払う。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.25対1の比率で上回った。ナスダックでは1.13対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は106億4000万株。直近20営業日の平均は106億7000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 34466.24 +19.10 +0.06 34502.51 34737.79 34447.25

前営業日終値 34447.14

ナスダック総合 14020.33 +108.58 +0.78 13933.88 14031.19 13904.40

前営業日終値 13911.75

S&P総合500種 4239.18 +19.63 +0.47 4228.56 4249.74 4220.34

前営業日終値 4219.55

ダウ輸送株20種 15179.06 -109.47 -0.72

ダウ公共株15種 908.68 +5.79 +0.64

フィラデルフィア半導体 3196.21 +37.73 +1.19

VIX指数 16.10 -1.79 -10.01

S&P一般消費財 1381.89 +9.43 +0.69

S&P素材 537.55 -3.03 -0.56

S&P工業 871.31 -4.13 -0.47

S&P主要消費財 726.74 +4.69 +0.65

S&P金融 618.80 -7.01 -1.12

S&P不動産 285.29 +2.68 +0.95

S&Pエネルギー 415.02 -0.54 -0.13

S&Pヘルスケア 1458.85 +24.19 +1.69

S&P通信サービス 260.92 +1.86 +0.72

S&P情報技術 2475.69 +18.37 +0.75

S&P公益事業 333.06 +2.24 +0.68

NYSE出来高 9.22億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 28980 + 60 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 28940 + 20 大阪比

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