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米国株式市場=景気懸念で急反落、決算嫌気しターゲット急落

[18日 ロイター] - 米国株式市場は急反落して取引を終えた。四半期利益が半減した小売大手ターゲットが売り込まれ、時価総額の約25%を消失。米経済を巡る懸念が強まった。

S&P総合500種とダウ工業株30種の下げは2020年6月以来の大きさとなった。

ターゲットの第1・四半期(2─4月)決算は、純利益が前年同期比52%減の10億1000万ドル。燃料価格の高騰や輸送関連コスト増が重しとなった。株価は約25%急落し、1987年10月の「ブラックマンデー」以来の大幅な下げを記録した。

前日にはウォルマートも利益見通しを下方修正していた。SPDR・S&PリテールETF(上場投資信託)は約8%安で引けた。

ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティチュートの世界市場戦略責任者、ポール・クリストファー氏は「物価上昇が賃金の伸びを上回る状況が予想より長期化する中、消費に影響が生じつつあることがきょうの売りにつながった」と指摘。「小売企業は消費者の購買力低下による影響を明らかにし始めている」と述べた。

金利に敏感な大型成長株も売られ、S&P500とナスダック総合を圧迫。アマゾン・ドット・コム、エヌビディア、テスラは約7%安、アップルは5.6%安となった。

S&P500の主要11業種全てが下落し、一般消費財と主要消費財がともに6%超の大幅安となった。

成長株への売りに押され、S&P500は年初から約18%、ナスダックは約27%、それぞれ下落している。情報会社リフィニティブのデータによると、S&P500の予想PER(株価収益率)は約17倍と、新型コロナウイルス感染拡大を受けた20年の下落時以来の低水準となっている。

投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX)は約31に上昇。前日までは6営業日連続で低下していた。

米取引所の合算出来高は125億株。直近20営業日の平均は134億株。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を5.09対1の比率で上回った。ナスダックでも3.52対1で値下がり銘柄数が多かった。

*動画を付けて再送します。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

5月18日、米国株式市場は大幅安。四半期利益が半減した小売大手ターゲットが売り込まれ、時価総額の約25%を消失した。写真は5月13日、ニューヨーク証券取引所で撮影(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

ダウ工業株30種 31490.07 -1,164.52 -3.57 32468.67 32468.67 31393.95

前営業日終値 32654.59

ナスダック総合 11418.15 -566.37 -4.73 11790.68 11826.22 11381.69

前営業日終値 11984.52

S&P総合500種 3923.68 -165.17 -4.04 4051.98 4051.98 3911.91

前営業日終値 4088.85

ダウ輸送株20種 13691.66 -1,096.25 -7.41

ダウ公共株15種 991.68 -9.94 -0.99

フィラデルフィア半導体 2907.96 -158.54 -5.17

VIX指数 30.96 +4.86 +18.62

S&P一般消費財 1114.57 -78.73 -6.60

S&P素材 514.75 -16.88 -3.17

S&P工業 772.70 -30.13 -3.75

S&P主要消費財 745.55 -50.81 -6.38

S&P金融 550.98 -15.86 -2.80

S&P不動産 262.22 -7.96 -2.95

S&Pエネルギー 618.02 -17.48 -2.75

S&Pヘルスケア 1488.88 -39.70 -2.60

S&P通信サービス 195.36 -6.89 -3.41

S&P情報技術 2307.39 -114.84 -4.74

S&P公益事業 362.64 -3.77 -1.03

NYSE出来高 11.95億株

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 26310 - 550 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 26295 - 565 大阪比

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