[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米国株式市場は主要 株価3指数が反発して取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC )の結果発表を翌日に控える中、雇用コストの伸びが鈍化し、インフレ 抑制に向けた連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げが効果を示し ているとの安心感を誘った。 投資家は一連の決算もこなし、石油大手エクソンモービル 、貨物輸送大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS) が発表後に上昇。キャタピラーやマクドナルドの下げを 相殺した。 2022年第4・四半期の米雇用コスト指数(ECI)は前期比1 .0%上昇と、伸びは第3・四半期(1.2%)から鈍化し、21年第 4・四半期以来1年ぶりの低水準となった。 22年に積極的な利上げを続けてきたFRBは今回のFOMCでは 25ベーシスポイント(bp)の利上げを決定すると予想されている。 チェース・インベストメント・カウンセルのピーター・タズ社長は 「(労働コストのデータは)FRBによる措置の効果とみられ、利上げ が終わりに近づいている可能性を示している」と述べた。 S&P総合500種は1月としては19年以来のプラスを記 録した。22年は年間で19.4%下落していた。 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード ダウ工業株30種 34086.04 +368.95 +1.09 33803.56 34095.23 33664.91 前営業日終値 33717.09 ナスダック総合 11584.55 +190.74 +1.67 11398.58 11586.01 11398.37 前営業日終値 11393.81 S&P総合500種 4076.60 +58.83 +1.46 4020.85 4077.16 4020.44 前営業日終値 4017.77 ダウ輸送株20種 14648.34 +491.25 +3.47 ダウ公共株15種 971.02 +6.91 +0.72 フィラデルフィア半導体 2921.92 +55.23 +1.93 VIX指数 19.40 -0.54 -2.71 S&P一般消費財 1156.22 +25.13 +2.22 S&P素材 533.40 +11.61 +2.22 S&P工業 861.96 +14.52 +1.71 S&P主要消費財 770.91 +8.20 +1.08 S&P金融 607.90 +8.01 +1.34 S&P不動産 255.26 +4.70 +1.88 S&Pエネルギー 690.59 +6.06 +0.89 S&Pヘルスケア 1553.43 +19.86 +1.30 S&P通信サービス 182.04 +2.43 +1.35 S&P情報技術 2373.29 +33.65 +1.44 S&P公益事業 351.17 +2.49 +0.71 NYSE出来高 11.57億株 シカゴ日経先物3月限 ドル建て 27525 + 225 大阪比 シカゴ日経先物3月限 円建て 27490 + 190 大阪比 (S&Pセクター別指数は関連コンテンツでご覧ください リフィニティブデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合が あります)
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