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NY市場サマリー(28日)
2015年7月28日 / 22:07 / 2年後

NY市場サマリー(28日)

[28日 ロイター] - <為替> ドルがユーロや円に対して反発した。米連邦公開市場委員会(FOMC)が29日発表する声明がタカ派的内容になる可能性もある中、利益確定のドル買い戻しの動きが広がった。

トレーダーによると、米連邦準備理事会(FRB)が9月の利上げ見通しを強める可能性があるとの見方からドルが買い戻された。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(ニューヨーク)の通貨ストラテジスト、ウィン・シン氏は「ドルを売り持ちにしてFOMCを迎えたくはないだろう」と指摘する。

中国上海株.SSECの28日下落率が1.7%にとどまったことも、ドルを買い戻す要因となった。

中国株下落によるFRBの利上げ時期への影響が不透明であるため、ドルの上値が抑えられたと見るアナリストもいた。

バークレイズ(ニューヨーク)で為替調査部門のグローバル責任者を務めるホセ・ウィン氏は「中国株が予想外に下落し、それでFRBが利上げ時期を遅らせる可能性はある」との認識を示した。ただウィン氏は9月利上げの予想を変えていない。

<債券> 国債価格が下落。前日大幅安となっていた中国株価が幾分安定したことや、週内に国債入札が相次ぐことが圧迫材料になっていることが指摘された。

朝方発表された5月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は、主要20都市圏の住宅価格動向を示す指数が前年同月比4.9%上昇した。7月の米CB消費者信頼感指数は昨年9月以来の低水準となったものの、相場はいずれの指標にも反応薄だった。

ジャニー・モンゴメリー・スコットの首席債券ストラテジスト、ガイ・ルバス氏は「中国株が安値から戻した後、債券売りがオーバーナイト取引時間中に始まった。米債への逃避買いが幾分後退した格好だ」と述べた。

今週は、国債入札が相次ぐ。米財務省は総額900億ドルの2、5、7年債入札のほか、150億ドルの2年物変動利付債(FRN)入札を実施する。

この日は、260億ドルの2年債入札が行われ、旺盛な需要を集めた。

<株式> 6営業日ぶりに反発。市場の関心が、中国株安から米企業決算にシフトしている。また、米連邦準備理事会(FRB)が12月まで利上げに踏み出さない可能性があるとの観測が高まっている。

S&P総合500種がこの1週間、2月以降の取引レンジの下限に向かって下げるなか、一部の投資家は市場がテクニカルな反発に転じるとみていた。

USグローバル・インベスターズのヘッドトレーダー、マイケル・マトウセク氏は「S&P(総合500種)が5営業日連続で下落しただけに、多くの市場参加者が買いを入れ始めた」と指摘。こうした市場心理は、FRBが、9月に利上げせず12月まで待つとの期待を反映していると説明した。

セクター別では、S&P総合500種の主要10業種指数がすべて上昇。原油相場の持ち直しに伴い、S&Pエネルギー株指数.SPNYは2.99%上がった。

<金先物> 小反落。FOMCの結果待ちムードが広がる中、方向感なく推移した。

<米原油先物> 5日ぶりに反発。29日に米エネルギー情報局(EIA)が発表する週間在庫統計で原油在庫が減少すると予想されているため、需給引き締まり観測が強まった。堅調な欧米株価を背景につれ高となった面もあった。

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