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NY市場サマリー(22日)
2016年1月22日 / 23:39 / 2年後

NY市場サマリー(22日)

[22日 ロイター] - <為替> 日欧の追加緩和観測が高まるなかドルが上昇した。株価や原油価格が持ち直したことでリスク選好度が回復したこともドル買い要因となった。

日銀の黒田東彦総裁は22日、インフレ率が低下を続ければ日銀が追加緩和を実施する余地はあると発言。前日には欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が理事会後の記者会見で、金融市場の混乱や原油安、中国など新興国の経済減速を背景にユーロ圏経済への逆風が強まっているとして、3月の理事会で政策スタンスを見直す考えを表明している。

この日は資源国通貨も上昇。特に新興国で資源国でもある国の通貨が買われ、メキシコペソは1.6%、ロシアルーブルは5%、それぞれ対ドルで上昇した。

<債券> 国債価格が続落。このところ売り込まれていた株式・原油相場が持ち直していることで、安全資産としての債券の投資妙味が薄まった。

21日、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が3月に金融政策スタンスを見直すと表明し、向こう数カ月の追加緩和を示唆したことで、株式と原油相場は反発。この日もこうした流れが継続した。

ジョン・ハンコック・アセット・マネジメントの米債取引主任、マイク・ロリジオ氏は「週初のトーンは非常に弱気で、リスク資産には過剰な売り、安全資産には過剰な買いが入る展開となった」と述べた。

ただ、来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、投資家が米債の保有を大幅に減らすことには消極的だったことも指摘された。

<株式> 大幅続伸。ダウ平均は200ドル超値上がりし1万6000ドル台を回復、ナスダック指数やS&P500指数の上げも2%を超えた。週間では今年初めてとなる値上がりを確保。米欧に寒波が到来するなか、原油価格が急騰した。

アップルは5.3%高。パイパー・ジャフリーのジーン・ムンスター氏は顧客向けノートで、決算発表のある来週から来月にかけ、アップル株に買いを入れるよう推奨。

ゼネラル・エレクトリック(GE)は1.2%安。第4・四半期決算は、産業部門が8%の減益となった。エネルギー価格の下落を受け、石油・ガス関連が振るわなかった。アメリカン・エキスプレス(アメックス)は12.1ドル急落。前日の決算発表で示した2016年利益見通しが失望を招き、シティグループ、クレディ・スイス、バークレイズなど証券会社9社以上が目標株価を引き下げた。

<金先物> 世界的な株価や原油先物相場の反発を背景に売られ、小幅続落した。中心限月2 月物の清算値は前日比1.90ドル安の1オンス=1096.30ドル。欧州中央銀行(ECB)の追加金融緩和観測が広がる一方、原油安にも歯止めがかかり、アジアや欧米の株価が急反発。投資家らのリスク回避姿勢がひとまず和らいだことから、 これまで安全資産として買われてきた金が売られた。

<米原油先物> 日欧による追加金融緩和観測や欧米の寒波予報などを手掛かりに持ち高調整の買 い戻しが殺到し、1バレル=32ドル台に大幅続伸した。米国産標準油種WTIの中心限 月3月物の清算値は、前日比2.66ドル(9.0%)高の32.19ドル。4月物は2. 68ドル高の33.51ドルだった。

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