March 14, 2016 / 10:01 PM / 4 years ago

NY市場サマリー(14日)

[14日 ロイター] - <為替> ドルが対ユーロで上昇した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が先週10日、追加利下げに否定的な発言をしてユーロ高が進んだことを受け、この日は利益確定のユーロ売りが広がった。その他欧州主要通貨もユーロにつれてドルに対して下落した。

ドラギ総裁の発言を受けて10日にはユーロ/ドルがこの1カ月では最大の上昇を記録したが、それ以降のユーロ/ドルは上昇幅を削る動きとなってきた。

その他主要欧州通貨も対ドルで軟化。終盤のポンド/ドルGBP=は0.6%安の1.4298ドル。ドル/スイスフランCHF=は0.45%高の0.9875フランとなっている。

このほか南アフリカランドZAR=が一時対ドルで2.4%、ブラジルレアルBRL=は一時1.8%下げた。

ランドは南アフリカの格付け引き下げが迫っているとの懸念が響いた。レアルは、ルセフ大統領への弾劾を求める大規模デモが起きた一方、後継候補がまったく見当たらないなど政治の混乱が続いていることが嫌気された。

<債券> 国債価格が小幅高。前週は売り込まれていた国債相場だが、15─16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えポジション調整の動きが広がる中、長期債利回りは4営業日ぶりに低下した。この日は原油価格の下落が利回り押し下げに寄与したことも指摘された。

米連邦準備理事会(FRB)は今週のFOMCで、金利を据え置くと同時に、年内に実施する利上げの回数に関する見通しを引き下げる可能性があるとみられている。

CRTキャピタルはリサーチノートで、FOMC声明は「センチメント面で(前回の声明から)大きな変化があることは予期していない」としつつも、前回のFOMC後にリスク資産が安定化し、懸念されていたタイトな金融状況を相殺したことを踏まえ、「声明からハト派色が薄れる可能性がある」と指摘した。

<株式> ほぼ変わらず。米FOMCを控え全般的に様子見ムードが強かった。一般消費財株が買われる一方で、エネルギー株には売りが出た。原油相場は4%安。最近の相場上昇は行き過ぎとの見方から売り込まれた。

投資家は米小売売上高など週内に発表される経済統計の発表待ち。この日は欧州中央銀行(ECB)の追加緩和など先週の材料の消化も進んだ。

S&Pのセクター別指数は10種のうち7種が下落。エネルギー株指数.SPNYが0.6%下落する一方、 一般消費財株指数.SPLRCDは0.4%上昇した。

個別銘柄では油田サービスのシュルンベルジェ(SLB.N)が2.1%安。石油サービスのベーカー・ヒューズBHI.Nも4.2%下げた。

半面、ファストフードのマクドナルド(MCD.N)や航空機のボーイング(BA.N)は上昇し、ダウ平均を押し上げた。

ホテルチェーン運営のスターウッド・ホテル&リゾート・ワールドワイドHOT.Nは7.8%高。同業のマリオット・インターナショナル(MAR.O)への身売りで合意済みだが、新たに別の企業集団から買収提案を受けたことを明らかにした。

<金先物> 続落。利益確定の売り地合いが続き、ほぼ終日にわたり軟調に推移した。

<米原油先物> 反落。石油輸出国機構(OPEC)の有力メンバーであるイランが引き続き増産凍結に消極姿勢を示していることが相場の圧迫材料となった。

ロイターによると、複数のOPEC関係者は14日、増産凍結に関する産油国会合が4月半ばにカタールの首都ドーハで開かれる可能性があることを明らかにした。同会合は当初、今月20日にモスクワで開かれる見通しだった。イランからの同意取り付けなど引き続き調整が難航してい るもよう。

*内容を追加しました。

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