September 25, 2019 / 3:24 AM / 22 days ago

NZ中銀、政策金利を1.00%に据え置き 財政・金融刺激策に一段の余地

[ウェリントン 25日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は25日、政策金利のオフィシャル・キャッシュ・レート(OCR)を1.0%に据え置いた。ただ、景気を支援し、インフレと雇用の目標を追求するため、さらなる財政・金融刺激策の余地があるとの見方を示した。

 9月25日、ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は、政策金利のオフィシャル・キャッシュ・レート(OCR)を1.0%に据え置いた。ただ、景気を支援し、インフレと雇用の目標を追求するため、さらなる財政・金融刺激策の余地があるとの見方を示した。2017年6月に撮影(2019年 ロイター/Thomas White)

据え置きは市場の予想通り。

中銀は声明で「8月の(前回)会合以降の新たな情報は金融政策見通しの大幅な変更を正当化しないとの見解で金融政策委員会が一致した」と表明。世界的に長期金利が歴史的低水準付近にとどまっているとした上で、市場はNZの金利が「より長期にわたって低く」なると予想できると指摘した。

中銀は8月会合で50ベーシスポイント(bp)の利下げを実施し、市場に意外感が広がった。

NZドルNZD=D4は据え置き決定を受けて上昇に転じ、0.3%高の0.643米ドルとなった。

中銀は今年の利下げがNZドルの押し下げにつながったと指摘。低金利は、インフレ率が目標範囲の中間点(2%)に上昇し、雇用が最大限持続可能な水準付近にとどまるために必要との見方を示した。

また、「経済を支援し、インフレ・雇用目標を維持するため、必要ならさらなる財政・金融刺激策を打ち出す余地がある」とした。

ASB銀行は、利下げの可能性は依然としてかなり高いと指摘。チーフエコノミストのニック・タフリー氏は「ただ、声明自体は11月の利下げが絶対確実ではないと示唆している。とはいえ、われわれは11月利下げの可能性がかなり高いと考えている」と述べた。

市場では11月の25ベーシスポイント利下げ確率が66%と見込まれている。

中銀は、低金利と政府支出拡大が向こう1年の内需拡大を後押しする見込みだとした。

第2・四半期の国内総生産(GDP)は予想を上回る伸びとなったものの、中銀の追加刺激圧力を減らすには不十分だった。

ANZ銀行のチーフエコノミスト、シャロン・ゾルナー氏は、先行指標は成長率が年内に引き続き低下することを示唆していると指摘。「インフレ期待が既に低水準で低下する中、われわれは中銀が再び『考える前に行動する』必要性を感じるのではないかと思っている」との見方を示した。

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