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NZ中銀が金利据え置き、ハト派トーン弱める
2014年12月10日 / 22:13 / 3年後

NZ中銀が金利据え置き、ハト派トーン弱める

[ウェリントン 11日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)中銀は11日、市場の予想通り、政策金利を3.50%に据え置いた。据え置きは3回連続。

ただ、いずれ一段の緩やかな引き上げが必要になるとの見方を示し、NZドルは対米ドルで急上昇した。

世界的に緩和的な金融政策の長期化が見込まれる中、インフレは低水準にある一方、経済は力強く拡大しており今後2年こうした拡大基調が続くとの見方を示した。

ウィーラー総裁は声明で「(政策金利の)オフィシャル・キャッシュ・レートの一段の引き上げが今後必要になる見通し」とし、金利を「中立水準」に戻すことを目指すと述べた。今後の政策調整については指標次第としている。

一段の利上げへの言及を削除した前回10月の声明に比べ、ハト派の度合いが低下した。

しかし、短期金利見通しでは来年第3・四半期まで金利が据え置かれる可能性を示し、引き締めトーンはそれほど強くない。

RBCキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、スーリン・オン氏は「一部で予想されたほど声明はタカ派ではなかった。中銀は中立スタンスにシフトしたとの見方が出ていたが、引き締めバイアスは残っているようだ。しかし、景気動向次第という非常に緩いバイアスだ」と述べた。

発表を受け、NZドルNZD=D4は対米ドルで0.7685米ドルから0.7805米ドルに大きく値上がりした。

中銀によると、堅調な建設、移民増、低金利を受け国内経済はトレンドを上回って拡大しているとし、今後2年は成長率は3%程度になるとした。

NZドルについては、最近の下落にもかかわらず、持続不可能で正当化できないほど高い水準を維持しているとし、一段の「大幅な下落」を見込んでいるとした。

NZドル高、住宅価格の上昇が緩やか、賃金抑制によりインフレは低水準にあるとしたが、徐々に上昇するとの見通しを示した。

世界的に成長は緩やかだが、米国以外の一部主要国で軟化がみられるとし、全ての主要国の金融政策は長期にわたり景気支援的になるとの見通しを示した。

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