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NZの第2四半期GDP、前期比+2.8% 市場予想上回る

[ウェリントン 16日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)統計局が16日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は季節調整済みで前期比2.8%増加し、伸び率は市場予想の1.3%を上回った。これを受け、最近の新型コロナウイルス感染拡大にもかかわらず、NZ準備銀行(中央銀行)が利上げを開始するとの見方が強まった。

中銀は0.7%成長を見込んでいた。

第2・四半期のGDPは、前年比では17.4%増加。前年同期に新型コロナ流行に伴うロックダウン(都市封鎖)が敷かれていたことによるベース効果が表れた。市場予想は16.3%増だった。

統計発表後、NZドルは0.3%上昇した。

第2・四半期は失業率が4.0%に低下したほか、消費者物価指数(CPI)も前年比3.3%上昇し、伸び率は中銀目標の1─3%を超えた。

ASB銀行のシニアエコノミスト、マーク・スミス氏は「NZ中銀は短期的な変動を見越して金融緩和を縮小するとみられ、来月から一連の25ベーシスポイント(bp)の(金利)引き上げを行うだろう」と述べた。

中銀は8月、最大都市オークランドで新型コロナ感染者が確認され、全土でロックダウンに入ったことを受けて利上げを見送った。

市場は10月6日の次回会合での25bp利上げを100%織り込んでいる。

NZは新型コロナをおおむね封じ込め、他の先進国に先行して国内経済を再開したことが主に奏功し、昨年のリセッション(景気後退)から力強い回復を遂げた。

8月に感染力の強いデルタ株の感染が広がるまで、数カ月にわたり感染者は出ていなかった。オークランドでは現在もロックダウンが敷かれているが、他の地域は活動を再開している。

エコノミストは、ロックダウンの影響で第3・四半期の成長鈍化を予想しているが、ワクチン接種の進展や感染封じ込めにより急回復を見込む。

ウエストパック銀行の首席エコノミスト代理、マイケル・ゴードン氏は「8月のロックダウン入りまで景気が過熱気味だったことを踏まえると、再びV字回復を遂げる可能性が高い」と述べた。

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