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NZ第2四半期GDP、前期比0.8%増に加速 市場予想と一致
2017年9月21日 / 03:07 / 1ヶ月前

NZ第2四半期GDP、前期比0.8%増に加速 市場予想と一致

[ウェリントン 21日 ロイター] - ニュージーランド統計局が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は、季節調整済みで前期比0.8%増と、前期の0.6%増(改定値)から伸びが加速した。

 9月21日、ニュージーランド統計局が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は、季節調整済みで前期比0.8%増と、前期の0.6%増(改定値)から伸びが加速した。写真はゴールデン湾の牧場で昨年3月撮影(2017年 ロイター/Henning Gloystein)

成長率は市場の予想通りだった。前年比は2.5%増と、前期と変わらなかった。

ニュージーランドでは23日に総選挙が行われるため、GDPの注目度が高まっていた。

一方、ニュージーランド準備銀行(中銀)が政策金利を長期的に過去最低水準の1.75%に据え置くとの見通しに影響を与える可能性は低いとみられる。

キウイバンクのエコノミスト、ゾーイ・ワリス氏は「中銀から見るときょうの統計は、8月の金融政策声明で示した見通しに概ね沿ったペースで国内経済が引き続き拡大することを示唆するものだ」と述べた。中銀の第2・四半期GDP見通しは0.9%増だった。

GDPの内訳では、建設業が1.1%減と前期に引き続きマイナス寄与となった。建設業は労働者不足やコスト増といった問題に直面している。

ウエストパック銀行の上級エコノミスト、マイケル・ゴードン氏は調査ノートで「観光業による一時的な押し上げや農業・輸送業の回復を背景に、第2・四半期は今年のピークになると想定していた」と指摘。

「これを踏まえると、前期比0.8%の伸び率はそれほど強くない」と分析した。

第2・四半期は国際的なスポーツイベントの開催で海外から観光客が押し寄せたため、小売売上高と宿泊施設が2.8%増となった。

GDP伸び率は支出ベースで1.1%となった。乳製品価格の上昇を背景に輸出が拡大し、GDPに寄与した。

今回の総選挙では景気が争点の1つとなっている。与党・国民党はGDPの発表を受け、ニュージーランド経済が依然として経済協力開発機構(OECD)諸国の中で比較的良好であることを示すものだと主張した。

キャピタル・エコノミクスは、こうした要因が総選挙で国民党を後押しする公算が大きいと指摘している。

一方、野党・労働党の財務担当スポークスマン、グラント・ロバートソン氏は「第2・四半期GDPは、国民党政権が生産性向上や付加価値の創出ではなく人口増加に経済成長を委ねた結果を反映している」との見方を示した。

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