September 20, 2018 / 1:05 AM / a month ago

NZ第2四半期GDP、前期比+1.0% 2年ぶり高い伸び

[ウェリントン 20日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)統計局が発表した第2四半期の国内総生産(GDP)は、季節調整済みで前期比1.0%増と、前期の2倍のペースに加速し、2年ぶりの高い伸びとなった。

 9月20日、ニュージーランド(NZ)統計局が発表した第2四半期の国内総生産(GDP)は、季節調整済みで前期比1.0%増と、前期の2倍のペースに加速し、2年ぶりの高い伸びとなった。写真はオークランド港とスカイタワーにかかる虹。昨年7月撮影(2018年 ロイター/Jason Reed)

伸び率は市場予想(0.7%)やNZ準備銀行(中央銀行)の予想(0.5%)を上回った。

前年比でも2.8%増と、市場予想(2.5%)を上回る伸びとなった。

ASBバンクのチーフエコノミスト、ニック・タフリー氏は「中銀にとって大きなポジティブサプライズだ」とし、「一部のネガティブな材料や軟調な企業信頼感にもかかわらず、今年上期の景気が比較的堅調だったことを裏付ける内容だ」と話した。

NZの企業信頼感指数は8月に10年ぶり低水準に悪化し、中銀もこうした傾向に懸念を示している。また、オア中銀総裁は8月、軟調な企業景況感が向こう数四半期に投資の減少やGDPの下振れにつながった場合、利下げを検討する考えを示唆した。

キャピタル・エコノミクスのオーストラリア・ニュージーランド担当チーフエコノミスト、ポール・デールズ氏は「軟調な信頼感や抑制された住宅市場、移民の流入減少を踏まえると、来年は成長が一段と鈍化すると引き続き予想している」と述べた。

第2・四半期のGDPは幅広いセクターで増加したが、中でも農業が4.2%増と好調だった。

GDPを受けて、中銀が利下げ姿勢に転じるとの警戒感は和らぐとみられるが、中銀が抱える課題や脆弱な中期的経済見通しを踏まえると、中銀は当面は金利を据え置く見通し。

オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行(ANZ)の首席エコノミスト、シャロン・ツェルナー氏は、中銀は今回の一時的な堅調に目を向けた上で、きょうのデータの基調的な底堅さを再確認するとの見方を示した。

中銀は9月27日に次回政策会合を開くが、13回連続で政策金利を過去最低の1.75%に据え置くことがほぼ確実視されている。

*内容を追加しました。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below