December 19, 2018 / 11:44 PM / 5 months ago

NZ第3四半期GDPは前期比+0.3%、5年ぶり低成長 利下げ観測強まる

[ウェリントン 20日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)統計局が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は季節調整済みで前期比0.3%増で、5年ぶりの低い伸びだった。製造、サービス、農業のすべてのセクターで減速し、予想外に堅調だった第2・四半期の1.0%増から成長ペースが鈍化した。

12月20日、ニュージーランド(NZ)統計局が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は季節調整済みで前期比0.3%増で、5年ぶりの低い伸びだった。オークランドの住宅地区で2017年6月撮影(2018年 ロイター/David Gray)

ロイターがまとめたエコノミスト10人の予想0.6%増やNZ準備銀行(中銀)の予想である0.7%増を下回った。

発表を受け、中銀が来年、利下げを再開するとの観測が強まり、NZドルは5週間ぶり安値の0.6747米ドルに下落した。

GDPは前年比では2.6%増で、アナリスト予想の2.8%増を下回った。

統計局のシニアマネジャー、スーザン・ホローズ氏は「製造部門の低迷が最大の打撃となった。中でも食品製造の落ち込みが著しい」と指摘した。

1次産業の伸びは2.2%、サービス業は0.5%。製造業は1.0%のマイナス成長で、全体を圧迫した。

鉱業は12%増で、前四半期の大幅な落ち込みを一部回復した。

ニュージーランドでは、企業信頼感や住宅市場の低迷、移民の流入減少、米中貿易摩擦などにより、成長見通しに対するリスクが高まっている。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は、中銀が2019年11月に政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を25ベーシスポイント(bp)引き下げるとの新たな予想を示した。2020年に50bpの追加利下げも見込んでおり、OCRは1.0%に低下することになる。

ANZのチーフエコノミスト、シャロン・ゾルナー氏は「下振れリスクが蓄積しているため、われわれは喜んで利下げ論に転じる」と述べた。

ANZはまた、今回のGDPを受け、2019年に経済成長率が3.4%に加速するとの中銀の見通しに対する下振れリスクが増大したと指摘した。

政策金利は2016年終盤以降過去最低の1.75%に据え置かれているが、中銀のオア総裁は、次の金利の動きは経済状況次第との見解を示している。

*内容を追加しました。

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