May 29, 2019 / 12:34 AM / 3 months ago

NZ中銀、金融リスク高止まりと認識 住宅ローン規制は適切

[ウェリントン 29日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は29日、半期に1度の金融安定報告を公表し、国内の金融システムは底堅いが、リスクは高止まりしていると指摘した。また、現行の住宅ローン規制は適切との見方も示した。

 5月29日、ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は、半期に1度の金融安定報告を公表し、国内の金融システムは底堅いが、リスクは高止まりしていると指摘した。写真はウェリントンの同行本店前で2017年7月に撮影(2019年 ロイター/David Gray)

家計のリスクは過去6カ月間でほとんど変化は見られなかったとした。

オア総裁は「現在のローン資産価値比率(LVR)の設定は適切な水準にある。一段の緩和は、信用の伸びや住宅価格の上昇が引き続き抑制されることや、銀行が慎重な融資基準を維持することに依存する」との見解を示した。

また、LVRの規制は高水準の家計債務に関連したリスクを抑制するという点で効果を上げていると指摘した。

中銀は今月の会合で、2年半ぶりに利下げし、ハト派姿勢を示した。

総裁は、国内の金融システムは広範な経済リスクへの対応力を備えているとしながらも、金融システムのリスクは高止まりしているため、システムの健全性と効率性を高める取り組みが引き続き必要だとの認識を示した。

さらに、家計と酪農部門の債務が高水準で、借り手や貸し手をリスクにさらしていると説明した。

中銀は昨年11月に公表した金融安定報告で、住宅関連のリスクが低下したため、住宅ローン規制を1月から緩和すると発表。一方、長期の脆弱性に対応するための銀行の資本基準引き上げを示唆した。

現在、中銀が提案した銀行の自己資本率引き上についての意見や報告を精査している。

オア総裁は記者会見で、自己資本比率引き上げを巡り銀行が示している懸念について質問されると、「中銀は柔軟な立場だ。条件を変更する十分な理由があると判断すればそうする」と答えた。

また報告書の中で、一部の保険会社やノンバンクは資本バッファーを改善する必要があるとし、「保険会社の健全性基準を今後数カ月の間に見直す」と説明した。

*内容を追加しました。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below