November 5, 2018 / 9:39 AM / 8 days ago

難しい年、春に米国外のディストレスト投資着手=オークツリー

 オルタナティブ投資の世界的大手、米オークツリー・キャピタルのハワード・マークス共同創業者兼共同会長社長は11月2日、2018年は難しい年だとの認識を示した上で、春から米国外でのディストレスト(破綻)投資に着手したことを明らかにした。イラスト写真は2017年作成(2018年 ロイター/Thomas White)

[東京 5日 ロイター] - オルタナティブ投資の世界的大手、米オークツリー・キャピタル(OAK.N)のハワード・マークス共同創業者兼共同会長社長は2日、2018年は難しい年だとの認識を示した上で、春から米国外でのディストレスト(破綻)投資に着手したことを明らかにした。東京都内で開いたメディア向けブリーフィングで語った。

マークス氏は、本質的価値に対して一時的に割安となった資産に投資するディストレスト投資を得意とし、2008年の世界的金融危機の前後でオークツリーの運用資産を倍増させたことで知られる。同社(本社はロサンゼルス)の9月末の運用資産残高は1235億ドル(約14兆円)。

金融業界に身を置いて50年目を迎えたマークス氏は、ロイター記者の質問に答えて、2018年は、今のところ投資機会が乏しいとしたうえで、オークツリーの「パフォーマンス自体は悪くない」ものの、自分のキャリアの中でも難しい年となっているとの感想を述べた。

「割安の資産がなければ、刈り取る儲けもない。我々のビジネス的にはあまりエキサイティングな時ではない」として、大規模金融緩和が生み出した世界的なカネ余りを背景に資産価格が幅広く上昇する中、全般的には、バリュー投資家が本領発揮できる相場環境ではないとの見方を示した。

その上で、「辛抱強く、慎重な」スタンスで個別案件ベースでの投資機会に着目し、4月からは米国外のディストレスト投資に「ゆっくりと」着手していることを明かした。

インタビュアー:植竹知子 編集:伊賀大記

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