[シンガポール 3日 ロイター] 調査会社シノベイトが実施した世論調査では、経済の見方が最も楽観的なのはインドネシア人であることが明らかになった。最も悲観的なのはフランス人や英国人、米国人だという。
3日に発表された調査結果では、「経済状況は今は厳しいがすぐに回復する」と考えているインドネシア人は75%に上り、アラブ首長国連邦(UAE)の59%や、マレーシアの58%を上回った。
一方、フランスや英国、米国では「経済は下り坂で、上向きに転じる前にさらに悪化する」と考えている人が多かった。また、米国人の3分の1以上が、万が一の事態に備えて、食料を備蓄していると回答した。
韓国人と日本人の間では、「景気は底入れしている」との見方が多かった。
同調査は、26カ国・地域で、1万7300人を対象に実施された。