[モスクワ 18日 ロイター] ロシア正教会のプスコフの教区が、修道院長らに関する「悪魔のようなうそ」を書いた記者を破門にし、呪いをかけたことが分かった。
この呪いは 帝政ロシア時代に敵に対する強力な武器として使われていたが、現代ではほとんど使われていない。
オレグ・デメンティエフ被告は、自宅を安値で売却するよう修道院長が地元住民らを脅迫しており、尼僧もたばこを吸ったり酒を飲んでいるという内容の記事を書き、名誉棄損で訴えられ敗訴した。
同被告は、この判決を不服として控訴する構えだが、「修道院が堕落していることは疑いがない」として破門については抗議しないという。