[ニューヨーク 20日 ロイター] 米疾病対策センター(CDC)が実施した調査で、ビデオゲームをする男性はしない男性と比べて体重が重く、インターネットをよく利用する傾向があり、女性は落ち込みやすく健康状態の悪い人が多いことが分かった。
この調査は、ワシントン州のシアトルとタコマに住む、19歳から90歳までの552人を対象に実施。全体の約45%にあたる249人がビデオゲームをすると答え、ゲーマーの平均年齢は35歳だった。
調査に参加した研究者らは、ゲームをする女性に落ち込みやすい人が多いのは、ゲームに没頭することが「治療薬」のような作用をもたらすためと分析。「ゲームをしているときだけ、悩み事を忘れることができるのではないか」としている。
米医学誌American Journal of Preventive Medicineに掲載された同調査は、ビデオゲームをすることと健康上のリスクには「無視できないほどの」関連性があると結論付けている。