[チェンナイ(インド) 4日 ロイター] インドのコルカタで3日開かれたチェスの試合に、フランスの一流選手が酒に酔った状態で現れ、11手を指した後に眠り込んでしまい、負けの判定を受けた。地元メディアが4日報じた。
ヒンドゥスタン・タイムズによると、チェスで最高位のグランドマスターの称号を持つウラジスラフ・トカチェフ選手は、インドの選手との対戦に現れた際、椅子に座ることも困難な状態で、すぐにテーブルに頭を乗せ眠り込んでしまった。大会関係者が起こそうとしても目を覚ますことはなかったいう。
世界ランク58位の同選手は、試合後に主催者から厳しい注意を受けたが、残りの試合に出場することは認められた。