[クレーンモント(南アフリカ) 11日 ロイター] 陸上の世界選手権の女子800メートルで金メダルを獲得したキャスター・セメンヤ選手(18、南アフリカ)が「両性具有者」だとの報道などを受け、南アフリカのスポーツ・余暇相は「第3次世界大戦ものだ」と激怒した。
豪紙デーリー・テレグラフは性別疑惑が浮上していたセメンヤについて、性別判定検査の結果、両性具有であると判明したと報道。
国際陸上競技連盟(IAAF)は、性別検査の結果はまだ医療専門家が精査中だとした上で、11月下旬まではいかなる決定も下さないと説明している。
ストフィーレ担当相は「第3次世界大戦ものだ。われわれは(セメンヤ選手に対する不当な)決定に対しては最高レベルの抗議を行う」と怒りをあらわにした。