[北京 22日 ロイター] 中国の北京で、ハチに刺されることで体の痛みを緩和させる治療院の人気が高まっている。3000年の歴史がある治療法だが、2007年に合法とされた。
ツボに針を刺す点で通常のはり治療と似ているが、生きたハチを使うのが特徴。医師らによると、ハチの毒に含まれる「薬効成分」が血行を良くし、炎症を鎮め、痛みを緩和することで、関節炎やリウマチ性疾患などに効果があるという。
北京北部の医療施設Kang Tai Bee Clinicでは、1日に30人程度を治療しているが、週末になると50人以上が順番待ちすることもあり、今後施設の拡大も検討している。