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マッコウクジラの「排泄物」、CO2削減に貢献=豪研究

 6月16日、オーストラリアの海洋生物学者チームは、マッコウクジラが排泄行為を通じCO2排出量の削減に貢献していると発表。写真は2008年1月にモーリシャス沖で撮影したマッコウクジラ(2010年 ロイター)

 [シドニー 16日 ロイター] オーストラリアの海洋生物学者チームは16日、南洋に生息するマッコウクジラが、排泄行為を通じて二酸化炭素(CO2)排出量の削減(カーボンオフセット)に貢献しているとの研究結果を発表した。海に大量の鉄分を放出することで、CO2吸収に役立つ植物プランクトンの増殖に役立っているという。

 今回の研究を率いた南オーストラリア州フリンダース大のトリシュ・ラベリー氏によると、マッコウクジラの排泄物には鉄分が多く含まれ、1頭が年間に排泄する鉄の量は約50トンに上る。

 研究チームでは、南洋海域には推定で1万2000頭のマッコウクジラが生息するため、年間では約40万トンのCO2吸収に貢献しているとしている。

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