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ペルーで巨大クジラの化石発見、大きな歯で他のクジラ捕食か

 7月1日、古生物学者のチームは、ペルーで巨大クジラの化石を発見したと発表。写真は6月、このクジラの歯とあごの化石を比べる博物館関係者(2010年 ロイター/Pilar Olivares)

 [リマ 1日 ロイター] 欧州と南米ペルーの古生物学者のチームが1日、ペルー南部の砂漠地帯から、成人男性の前腕よりも大きな歯を持つ巨大なクジラのあごと頭の骨の化石を発見したと発表した。

 調査チームの一員でペルーの自然史博物館の古生物学者のロドルフォ・サラス氏は、旧約聖書に登場する海の怪物と小説「白鯨」の作者ハーマン・メルビルの名から、このクジラを「レビアタン・メルビレイ」と命名したと明かした。また「36センチ前後もあるこの巨大な歯からみて、レビアタンは大型の捕食動物だったと考えられる。その歯は過去に類を見ない大きさだ」と語った。

 調査チームはこの化石を見付けた時期を2年前の2008年と説明しているが、その発見についてこれまで発表していなかった。

 レビアタンは約1200万年前に生息していたとみられ、その歯の大きさは恐竜のティラノサウルスの歯の2倍に相当する。サラス氏は「レビアタンはほかの(種類の)クジラを常食としていたのだろう」と推測。その上で「レビアタンはこれまで海に生息した肉食動物の中でも最大である可能性がある」との見方を示した。

 調査チームでは、この発見を英科学誌ネイチャーで発表。発見された化石は、近くペルーの首都リマで展示される予定となっている。

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