[ベルリン 9日 ロイター] サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でドイツ代表の勝敗を100%的中させて話題になっているタコの「パウル」が、11日に行われる決勝について、スペインがオランダを下すと予想した。
これまでパウルの勝敗予想には70分かかった例もある中、欧州中にテレビで生中継された今回は、わずか3分でスペインを選択。飼育されているドイツの水族館「シーライフ」のスポークスマンも「スペインの圧勝を予期させる」と話している。
この予想にスペイン国民は即座に反応。同国最大のスポーツウェブサイトMarca.comは「タコのパウルによると、われわれがチャンピオン」と報じた。
パウルは、準決勝でドイツがスペインに敗れることまで正しく予想したことから、ドイツ国内では「食べてしまえ」といった過激な意見も出ていた。