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再送:有給使い切る国の1位はフランス、日本は最下位

 [ニューヨーク 6日 ロイター] ロイターと調査会社イプソスが有給休暇を使い切る労働者の割合を国別で調査した結果、フランスが89%でトップ、日本が33%で最下位であることが分かった。

 8月6日、有給休暇を使い切る労働者の割合の国別調査によると、日本は33%で最下位だった。写真は2008年10月、東京・新宿のビジネス街で(2010年 ロイター/Michael Caronna)

 調査は24カ国の約1万2500人を対象に実施。フランスに続き、アルゼンチンが80%、ハンガリーが78%、英国が77%と高かった一方、日本のほか、南アフリカとオーストラリアが47%、韓国が53%と低かった。

 イプソスのジョン・ライト上級副社長によると、所得の高低に関わらず世界の労働者の約3分の2が有給休暇を使い切っている。また、年齢別では50歳以下の若い人の方が有給を使い切る人が多く、「経営幹部クラスでは60%が使い切っていなかった」という。

 同氏は「有給を使い切らない理由はさまざまだろうが、仕事に対する義務感の強さが主な理由だろう」と話している。

 国別の有給休暇を使い切る労働者の割合は以下の通り。

フランス 89%

アルゼンチン  80%

ハンガリー   78%

英国      77%

スペイン    77%

サウジアラビア 76%

ドイツ     75%

ベルギー    74%

トルコ     74%

インドネシア  70%

メキシコ    67%

ロシア     67%

イタリア    66%

ポーランド   66%

中国      65%

スウェーデン  63%

ブラジル    59%

インド     59%

カナダ     58%

米国      57%

韓国      53%

オーストラリア 47%

南アフリカ   47%

日本      33%

*写真キャプションの誤植を修正して再送します。

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