[ローマ 11日 ロイター] イタリアの警察が11日、麻薬密売組織が拠点とするアパートに強制捜査に入り、コカインの「ガード役」として飼われていたニシキヘビを押収した。
ヘビは全長3メートルある貴重なビルマニシキヘビ。捜査関係者によると、警官が突入した際、ヘビが番犬のようにドアの裏に潜んでおり、その下から高純度のコカイン200グラムが発見された。「麻薬を見張るよう訓練されていたと考えられる」という。
今回の強制捜査で警察は12人を逮捕し、コカイン5キロを押収。ヘビはローマ市内の動物園に預けられた。