[フィラデルフィア 21日 ロイター] 米ペンシルベニア州のハリスバーグ科学技術大学が実施した調査によると、「フェースブック」や「ツイッター」などのソーシャルメディアを絶えず使用することは、ストレスの増加につながる可能性がある。
同大学は今月、1週間にわたり大学構内のネットワークを通じたソーシャルメディアへのアクセスを禁止し、学生800人にツイッターなどの不使用を呼びかけた。
この実験の結果、知り合いの最新状況をフェースブックで絶えずチェックできなくなり、ほかのことに時間を使えるようになってストレスが低下したと感じる学生がいたことが分かった。これまでには1日当たり21時間フェースブックを利用し、睡眠不足に陥っていた学生もいたという。
同大学のエリック・ダー学長は「学生たちは、ソーシャル・メディアを適切に使用しなければ生活が乗っ取られてしまうことを学んだ」としている。