[ニューヨーク 11日 ロイター] 米国人が1日に歩く歩数は平均5117歩で、オーストラリア人やスイス人、日本人に比べて大幅に少ないことが、最新の調査で明らかになった。
今回の調査は、1136人の米国の成人を対象に、万歩計を使用して実施。1日の平均歩数を調べた同様の調査では、オーストラリア西部の人は9695歩、スイス人は9650歩、日本人は7168歩であることが分かっていた。
調査を率いたテネシー大学のデビッド・R・バセット博士は、「体を動かすレベルが、これほど低いことに驚いた」とコメント。
また、車文化が発達していることにくわえ、十分な公共交通機関がないことが米国人の運動不足に繋がっているとの考えを示し、「スイスでは、用事を済ますだけで十分な運動量を得られるかもしれない」と説明した。