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冬も夏時間適用すれば健康にも環境にも良い=専門家

 [ロンドン 29日 ロイター] ヨーロッパや米国、カナダ、中東の一部など、北半球で夏時間を採用している国では10月下旬─11月上旬に時計の針を標準時に戻すが、専門家らによると、冬も夏時間のままで過ごす方が健康にも環境にも良いという。

 夏時間から標準時に戻した場合、多くの人々が活動を開始するのは外が比較的明るくなってからである一方、それは日没の時刻が早まることも意味する。夏時間を冬の間も続ければ、人々が午後に日光を浴びる時間が長くなって体内のビタミンDの量が増える上、運動を促進することもできるという。

 スコットランドに焦点をあてて研究を行い、結果を29日発行の英医学会会報で発表した英調査機関「政策研究所」のマイヤー・ヒルマン氏によると、年間を通して現状より時計を1時間進めれば、ほとんどの成人は1年で約300時間多くの日光を浴びることになる。

 また、ニューヨークのレノックス・ヒル病院のロバート・グラハム医師は、冬の間も夏時間を適用すれば人々は今より外に出掛けるようになり、運動時間も増えるだろうとの考えを示した。

 このほか、英国は冬の間も時計の針を1時間進めることで、1日当たりのエネルギー消費量が少なくとも0.3%節約できるという研究結果も、今年に入って発表されている。

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