[ニューヨーク 31日 ロイター] 米国では愛犬の誕生日に豪勢なパーティーを開く飼い主の数が増えている。ニューヨークのマンハッタンのアパートで飼われているメスのダックスフンド、レキシーの1歳の誕生パーティーは、色とりどりの風船で飾り付けをした自宅に「友人」の犬15匹を招待し、犬用のケーキ、スパークリングワインで祝われた。
また、オスのビション・フリーゼのアーニーは、3歳の誕生パーティーを、マンハッタンのイーストビレッジ地区にある犬同伴可のバーで開催。犬には犬用のケーキが、飼い主にはビールやつまみが供された。
このほか、ワシントン州エドモンズにある犬連れ歓迎のレストランでも、店で犬の誕生パーティーが開くプランが人気となっている。
ニューヨークにある犬用ベーカリー「Buttercup’s Paw-tisserie」(訂正)のオーナー、ベティー・ウォン氏によると、犬の誕生パーティーを開く飼い主の数は急増している。
ボストンのタフツ大学カミングス獣医学部の動物行動クリニックで所長を務めるニコラス・ドッドマン博士は、こうした集まりで犬同士が交流することは犬の生物学的欲求を満たす効果もあると指摘している。
*記事本文中の店名を「Buttercup’s Paw-tisserie」に訂正します。